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2008年10月5日放送

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視聴者の声

9月1日放送の「UP!」木曽川大橋の鉄骨破談から1年を経過しての特集「橋が突然崩壊 衝撃の事実」について

  • 私は運送業者だが、60トンも70トンもある車は走っていない。ちゃんと調べて放送しているのですか。過積載のトラックが多いと言っていたが、問題は国交省が橋の監督をできていないことです。

これに対し番組の特集担当ディレクターは以下のように説明しています。番組冒頭の名古屋大学の山田教授の発言「70トン、80トンのトラックが、もし腐食して補強されていないところにくるとガタンと落ちる」これは先生の「例え話」で、鉄骨の腐食が危険なレベルまで進んでいることを、わかりやすく説明したものです。先生は、木曽川大橋の補強工事のいわば「監修役」であり、国土交通省が設定した記者会見に同席しての発言なので、信頼できるものと考えます。

また、「60トン、70トンのトラックが走っている」の根拠は、名古屋大学の調査結果などに基づいています。走っている車の重量を正確に測定するのは難しいことですが、橋の振動などから推計する方法があります。番組では触れていませんでしたが、調査によると、このような「超大型車両」が人目につきにくい深夜や早朝に集中して走っていることもわかりました。

さらに、去年の国土交通省の全国実態調査で、きちんと許可を取り、そのとおりの順路で走っている大型車両が1割しかないこともわかりました。なかなか実効性のある対策を打ち出せず、国も頭を抱えているのが現状ということです。

橋などのインフラを新しく建設するだけではなく、「末永く守っていく」ことが今後より重要になっていくこと、そのために、国や自治体の予算繰りや人員配置も考え直すべき時期にきているのではないか。「高度経済成長時代のツケ」ともいうべきインフラの劣化を直視しなければならない、今ちょうどそのタイミングに来ている、というメッセージを企画に込めました。

9月23日に番組が終了した「げりらっパ」について

  • げりらっパ 制作スタッフの皆様 6年間半もの間、お疲れ様でした。何故終わってしまったのかが不思議でなりません。恒例、というか名物となった「失敗」ですが、私はすごくマイナス思考なので、めげずに何度も挑戦する姿勢から多くの事を学べました。くだらない事を真剣に行う事の楽しさと厳しさが、げりらっパには詰まっていましたね。これからもいい番組を作っていって下さい。

長い間「げりらっパ」をご視聴いただきありがとうございました。10月17日金曜、深夜2時20分から、テレビ朝日制作、さまぁ~ずが出演する「さまぁ~ず×さまぁ~ず」を新たに放送いたしますのでご視聴ください。

オンブズインタビュー

  • 朝の情報番組「どですか!」毎週月曜日にコメンテーターとしてご出演していただいている三重大学教授 児玉克哉さんにお話を伺いました。

オンブズトピックス

  • 9月30日上智大学の音好宏教授を招き、「現代の番組と放送倫理」についての勉強会が行われました。
  • 今月1日、東海地域における地上デジタル放送に関する受信相談の拠点として「総務省東海地域テレビ受信センター」が名古屋に誕生し、開所式が行われました。

次回の放送は11月2日(日)朝5時35分です。

メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は

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