視聴者の声

1月5日に放送された「UP！」の特集「年越しホームレス」ついて

• ホームレスの年越しに密着取材をしていましたが、困っている人達の状況を知らせるだけで、支援団体の連絡先を出さないのはおかしいです。放送を見て支援したいと思っても、これでは支援できません。

これに対し担当者は「ニュースは基本的に直接の行動を求めるものではありません。事実をできるだけ客観的に伝えるのが第一義です。視聴していただいた方が結果的に何か行動を起こしたいと思い立ったときにはメ～テレに連絡をいただければ何かお伝えできる場合もあります。」と述べています。

1月13日に放送された「UP！」の特集「鉱山閉鎖の街がエコの街へ再生」について

• 家電の「基板」のことを間違えて「基盤」と表記していました。一度だけでなく、何度も間違えていたので、我慢できなくて電話しました。番組内で訂正してください。

これに対し担当者は「テロップ表記のミスはあってはならないことです。最近はテロップの数が多くなり、生放送で訂正をしなければならないことも多くなりました。引き続きミスをなくすよう社内チェックを強化していきます。表記のミスにより重大な事実誤認を生じたり、権利侵害のおそれがある場合には、できるだけ速やかに訂正をしています。今回は生放送で時間の制限もあったため訂正ができませんでした。」と述べています。

放送番組審議会からのお知らせ

• 1月の放送番組審議会は昨年12月3日午前10時51分から放送されたメ～テレドキュメント「かえなきゃ、かわらない」について審議しました。

放送番組審議会だより

放送倫理･番組向上機構（BPO）からのお知らせ

• BPOの第156回放送人件委員会が昨年12月15日開催され、「上田市の隣人トラブル殺人事件報道」をめぐる訴えについて審理入りすることが決まりました。これは、テレビ朝日が2008年12月23日の「報道ステーション」で放送した「特集　身近に潜む境界トラブルの悲劇・住宅地の惨劇はなぜ起きた」に対して、被害者遺族から「放送内容は事実ではない。両親の社会的評価を著しく低下させるものだ。」などとする申立てがあったものです。テレビ朝日は、この申し立てに対し、「番組は決して被害者をおとしめるつもりで放送したものではなく、また、謝罪、訂正放送が必要な事実誤認もない。」と反論しています。

オンブズトピックス

• メ～テレ特選委員会開催
  メ～テレでは番組の企画性、芸術性、娯楽性、社会性、完成度について総合的に評価する「メ～テレ特選委員会」を4ヶ月ごとに行なっています。先月おこなわれた会議で、昨年8/17放送の「ウドちゃんの旅してゴメン祝300回スペシャル」、10/11放送の発見人間力「お腹の赤ちゃんを守りたい～長良医療センターが変えてきたもの～」、10/25放送の発見人間力「彼女に必要なもの～カンボジア奮闘記～」、11/16放送の「キングコングのあるコトないコト」について委員の皆さんからご意見を頂きました。