3月11日に発生した東日本大震災のため、メ～テレでは通常番組を中断し、地震に関する特別番組をお送りしました。震災発生から3月14日月曜日午後4時53分の「スーパーJチャンネル」までの3日間に渡り特別番組を編成し、この間、CMは放送されませんでした。このように放送地域の皆様の安全、生命に重大な危険が予想される大震災や大事件の際には、災害防止や報道する義務などを考慮し、CMを取りやめ、報道を続けるケースがあります。何卒ご了承下さい。

視聴者の声

ACジャパンのCMについて

• このところ、メ～テレでも他局でもずっと「AC」のCMが流れていますね。これは、どうしてなのでしょう。普通のCMが放送できないのは何かの配慮なのでしょうか。

ACジャパンとは、広告を通じてさまざまな提言を発信し、住みよい市民社会の実現をめざす民間の団体です。全国1200の企業・団体がCSR・企業の社会的責任としての活動の一環として参加し、その会員社の会費で運営されています。
震災発生後、民放テレビ局においてACジャパンのCMが多数放送されています。「東日本大震災」という、未曾有の大惨事を受けて、多くの企業が自社CMの放送を自粛しているため、ACジャパンのCMがその代わりに放送されています。

テレビ朝日系列のメ～テレでは、「東日本大震災」による被災者を支援するため、「ドラえもん募金」を行なっています。この募金はテレビ朝日福祉文化事業団を通じて被災地の復興に役立てられます。
ドラえもん募金は、電話一本で募金できるシステムを採用していますが、今回の「東日本大震災」に関しては、現在の電話回線の状況を踏まえ、このシステムを使うことは控えさせていただきます。当面、銀行振り込みによる募金を行いますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。なお、電話システムによる募金については、電話回線の改善状況を見ながら検討させていただきます。
また、名古屋市中区のメ～テレ本社に募金箱を設置させていただいております。
皆様のご協力をお待ちしています。

3月10日「UP！」で放送の連続リンチ殺人事件について

• 3月10日の夜のニュースで大阪・愛知・岐阜の連続リンチ殺人事件について放送していました。他のテレビ局では実名を報道していたところもありましたが、匿名だったのは何か理由があるのですか。

番組担当者に確認したところ、『大阪・愛知・岐阜で起きた連続リンチ殺人事件で、3月10日に最高裁判決がありました。ANN、テレビ朝日系列では、事件当時20歳未満だった人物が容疑者・被告の場合、少年法の観点から匿名で報じることを基本としていますが、死刑判決が出た場合は判決が確定した際に実名で報道する方針をとっています。ただ、最高裁判決が言い渡されても、ただちに判決が確定するわけではなく、判決訂正申し立て期間が過ぎるなどしてから確定しますので、その時点から実名を報道します。』と回答しています。

放送番組審議会からのお知らせ

• 3月の放送番組審議会は昨年12月30日午前10時51分から放送された、「レンタルコアラ～種別調整者・動物園の新たな役割～」について審議しました。

オンブズトピックス

メ～テレでは荒木高伸社長が先月11日、定例記者会見を行い、地上デジタル放送や、春の番組改編について話しました。


• 今年7月24日に地上デジタル放送へ完全移行します。デジタル受信機の世帯普及率はほぼ目標通りに進んでおり、2010年12月末時点の総務省の調査では、全国平均94.9％に対し、三重97.8％、岐阜97.4％、愛知96.8％と完全デジタル化に向けて順調に進んでいると報告しました。
• メ～テレの関連会社である名古屋テレビネクストは運営する有料チャンネル「エンタメ～テレ☆シネドラバラエティ」を今年4月から「ひかりTV」、「コミュニティネットワークセンター配信　ケーブルテレビ局」、「洛西ケーブルビジョン」でも放送開始すると発表しました
• 3月28日から番組名をカタカナに変えてスタートした新番組「ドデスカ！」を担当する佐藤裕二アナウンサー、鈴木しおりアナウンサー、塩尻奈都子アナウンサー、コメンテーターの大谷昭宏さん、谷口公平チーフプロデューサーが会見に出席。「この番組にしか、伝えられないコトがある」を合言葉に東海三県の情報をより充実させ、視聴者目線で「かゆいところまで手が届く」番組を目指しますと意気込みを語りました。