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2011年5月1日放送

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視聴者の声

4月1日放送の「UP!」の特集で取り上げた<故郷は今・・・星キャスターが見た被災地>について

    最初のご意見
  • 自分達の家族だけを被災者扱いして、番組を私物化していませんか。お父さんが頭を怪我したとか、子供が将来嫁に行けないとか。星さんのご家族もいろいろあったが、もっともっと苦しんでいる人はいっぱいいます。特に最後の締めが、人々に原発の捉え方を不安にさせるようでいけない。
  • 星キャスターのコメントは「福島原発の風評でうちの娘達が、そして今、福島で暮らしている子供達が将来お嫁に行けなくなってしまったら、結婚できなくなってしまったらどうしようと。それほどまでに福島に住んでいる方々は、追い詰められた生活を強いられていました。」というものでした。

    次のご意見
  • 星さんの被災地リポートは、今まで見たどの局よりも、被災された方の今が伝わって来ました。実際に被害に遭われた方以外にも、そこに思い出がある人、ルーツがある人、みんなが被災者だということを思い知りました。そして、最後の星さんのコメントは、とてもとても心に響いてきました。聞いていて涙が止まらなくなりました。星さんの仰るとおり、中部、西日本、北海道で日本経済を動かさないと被災地の復興も進みません。ニュース番組も自粛ばかりを伝えるのではなく、自粛せずに開催しているイベントを取り上げてください。
  • 星キャスターのコメントは「風評に惑わされる事なく、過度な自粛をする事なく、東日本が駄目なら西日本で、中部で、そして北海道でこの経済を動かしていく、それが今この瞬間、私達にとって出来る事ではないでしょうか。」というものでした。

番組担当者は「まずは物理的に離れた場所にいる東海地方の人々が被災地のために何ができるのか・・・、現地取材を通して感じ、伝えたかった、というのが一番の企画趣旨です。
星キャスターは仙台出身。家族や多くの親戚が被災し、また、福島原発による影響で苦しい立場に置かれていました。身内だからこそ、被災者の本音、今、必要なこと、日常生活の現実を引き出せるのでは、と考えました。 さらに、生まれ育ち、思い入れの深い街の変化、その衝撃をリポートする事で、他の震災報道とは違った形で被害の深刻さを伝えられると考えました。 『被災地のために何ができるか』という趣旨はVTRの中にストレートには出さず、あえてVTR後の星キャスターの言葉で伝えることにしました。」と述べています。

4月4日放送の「ドデスカ!」の<ドデスカタイムズ>で取り上げた【愛知の善意を石巻へ!支援物資の搬入に密着】について

  • 先日、高校の先生がボランティアで被災地に集めた支援物資を運ぶという内容を放送していました。協力したいと思うのですが、連絡先はわかりますか。

番組担当者は「愛知ボランティアセンターは、名古屋市中区の東別院内の「お茶所」を拠点に、義援金や被災者への支援物資を受け付けています。支援物資は被災地の状況に応じて集めるものを決め、宮城県石巻市の湊小学校と、その周辺の被災地に毎週末届けています。また、東別院での仕分けボランティアの受付も行っています。」と述べています。

「愛知ボランティアセンター」 電話090-6590-3117 (10:00~19:00)

放送番組審議会からのお知らせ

  • 4月から新たに3名の方が放送番組審議会委員となり、2011年度放送番組審議会委員が決まりました。
  • 4月の放送番組審議会は4月6日朝6時から放送された、「ドデスカ!」と、この1ヶ月の東日本大震災報道について審議しました。

放送倫理・番組向上機構(BPO)からのお知らせ

3月11日に開催予定だった第47回放送倫理検証委員会は、東日本大震災のため、31日に延期して開催されました。

  • 視聴者から、政治的公平性に問題があるのではないかとの指摘があったBS11の政治討論番組 『“自”論対論~参議院発~』、全11回は、司会者もゲストも、全ての出演者がひとつの政党所属の議員だけで構成されています。BS11からは、番組編成全体で政治的公平性を保つようバランスをとっているとの説明書が提出されていました。

放送倫理検証委員会では、8番組 35放送分のDVDの提出を受け、全体として本当に配慮されているかの検証を行いましたが、「一政党に偏って11回の放送を行ったという問題性は明らかであり、審議入りをして、なぜそのような企画が採用されたのか、その際、他の政党に対する公平性の確保についてはどのように実現するつもりであったのか」などを調査することを決めたということです。

    その他、放送倫理検証委員のみなさんからは、
  • 司会者が「われわれ〇〇党は」という発言をしている。明らかに放送法の第一条「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること」に反している。
  • 放送局として、編成権や主体性の放棄につながるのではないか。
  • 放送局の自律は、MC(司会者)やキャスターの存在に託されるのではないか。
  • 不毛な機械的公平性議論は避ける必要はある。
  • などの意見が出されたということです。

次回の放送は6月5日(日)朝5時35分からです。

メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は

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