2012年1月8日放送

年頭の挨拶

名古屋テレビ 代表取締役社長
荒木高伸


開局50年をこの4月に迎え、あらためて、番組・イベントで貢献したい。

オンブズ・インタビュー

上智大学 文学部 新聞学科教授
メ~テレ オンブズ6委員・座長
音 好宏

(1)2011年のテレビ放送の印象は?

  • 3・11東日本大震災でマスメディアのあり方が問われた。
    地上波のみならずBS・CS放送、インターネットで情報提供。

    メディアの連携のあり方が少し見えてきた。
  • 震災報道は視聴者に適格な情報を提供したのか?
    • 様々な批判があったが、原発に関する情報ではネットが先行。
    • テレビからの情報に対する批判、不信感があった。
    • 多メディア化した中で、ネットの情報がテレビを煽り、テレビの現場で働く人達が少なからず関心を持たざるをえない情況になった。
  • 2012年の課題 テレビとネットの融合

    デジタル化によってテレビはどう変わるのか?
    通信系メディア(ネット)とどう向き合うのか

(2)現在のテレビ制作の現場について

  • 視聴者が求めるテレビの本質をテレビ制作の現場の一人一人が初心にかえって定期的に考えてほしい。

    テレビ批判⇒テレビ番組の不祥事が続いていることも要因。

    もう少し神経を研ぎ澄まし注意する。
    自分自身の意識を持ち、自分の番組という当事者意識を持つ。

    不祥事は防げた。

    制作者としてクリエイティビティは大切。
  • 先輩から後輩へ技術・知識の伝達が少ないのでは?
    世代間のコミュニケーションが以前より希薄。
    スタッフ間のコミュニケーションを取り合う事が大事。

(3)2012年メ~テレに期待する事は?

  • 中部圏の政治の動きの取材
  • 名古屋発のエンターテイメント
  • 名古屋発のポピュラーカルチャー
  • 名古屋発のスポーツなど

の発信出口として頑張ってもらいたい。

メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。
番組に対するご意見は

にお寄せください。