2014年8月3日放送
メ~テレではニュースに使用する漢字については、多くの視聴者が理解しやすいように常用漢字表に載っている漢字と、一部、特別にテレビ朝日ネットワークおよび朝日新聞が認めた漢字を表記しています。
今回、ご指摘を頂いた坐薬の『坐』は、常用漢字表になく、特別に認めた漢字でもないため、この「坐」という漢字は、内部の取り決めで、わかりやすい漢字を用いています。
2013年10月20日に放送されたフジテレビのバラエティー番組『ほこ×たて2時間スペシャル』で出演者のラジコンカー操縦者が放送後、「対決内容が編集で偽造された」と指摘し、社内調査の結果、視聴者の期待と信頼を裏切ったとして、番組が打ち切られた事案についてです。
放送倫理検証委員会は、「ない対決を、ある」としたことや制作体制の組織的な問題などを指摘して、「番組の制作過程が適正であったとは言い難く、重大な放送倫理違反があった」とする意見を公表しました。
また、出演者が演出上の問題点を指摘し、委員会があわせて審議の対象とした2011年と2012年の2回の放送については、当事者間で議論をつくし、できればその結果を公表してもらいたいと要望しました。
この委員会決定を受け、フジテレビは、対応と取り組み状況をまとめた報告書を当委員会に提出。7月11日に開催された委員会において、報告書の内容が検討され、了承されました。この全文はBPOのホームページで公開されています。
『全聾の作曲家』と多くの番組で紹介されていた佐村河内守氏が、実は別人に作曲を依頼して自己の作品として発表していたことが発覚した問題について、7番組を対象に審理入りを決めました。
審理入りの理由について、川端和治(よしはる)委員長は「虚偽の疑いのある番組が放送されたことにより、視聴者に著しい誤解を与えたのは明らか。問題の発覚後、放送局は誤解を解くという十分な対応をしていないのではないか。
各局がそろって間違えたのは重大で、障がい者や被災者が虚偽の放送に巻き込まれ傷ついたことは放置できない」と述べました。
次回の放送は9月7日(日)朝5時からです。
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