2018年10月7日放送
「発令」とは、具体的な動きを伴う際に使われる言葉で、いわゆる命令のようなものになります。一方、「発表」は情報を世間に知らせるものになります。大雨警報や暴風警報などの気象情報は、当該地区の人々に知らせる「発表」であって「命令」ではありませんので、メ~テレでは「発表」としてお伝えしています。
番組で取材させていただいたお祭りは、愛知県半田市の亀崎潮干祭でした。この地区では山車を「やまぐるま」と呼んでいるため、現地での呼び方のまま放送しました。番組では、保存会の方のインタビューとして「一般的には山車(だし)だが、亀崎では山車(やまぐるま)と呼んでいる」という説明もあわせて放送しました。
第597回メ~テレ放送番組審議会(9月11日開催)では、テレビ朝日系列の第87回系列24社放送番組審議会委員代表者会議(10月18日開催)の議題である『地上波テレビが生き残るためには~インターネット社会の中で~』について審議しました。
放送倫理検証委員会は第129回委員会(9月14日開催)で、フジテレビの『直撃LIVEグッディ!』と『報道プライムサンデー』が放送したオウム真理教元幹部の死刑執行をめぐる特集を討議しました。
フジテレビの情報制作局制作の情報番組『直撃LIVEグッディ!』は、オウム真理教元幹部7人の死刑が執行された後、後継団体の一つであるアレフがオウム真理教時代に作成された教材映像を広く配布したと7月13日の放送で伝えました。また7月15日には、報道局制作の『報道プライムサンデー』が、『直撃LIVEグッディ!』が入手した放送素材を使って同じような趣旨の内容を報じました。
しかし放送後、映像提供者から「当該映像は元幹部らの死刑執行前から配布されているものであり、執行後に配布されたものではない」との指摘があったものです。フジテレビから委員会に提出された報告書によると、配布時期を誤って放送したのは担当ディレクターの思い込みなどによるものと説明しています。また映像提供者に謝罪するとともに、7月22、23日にそれぞれの番組で訂正とお詫びを行いました。
委員会では、映像提供者が映像の配布時期について説明しているにもかかわらず、なぜ担当ディレクターが配布時期について誤った思い込みを持ったのか、他のスタッフによるチェック機能が、なぜ働かなかったのか。またフジテレビの「再発防止に向けた取り組み」に記されたチェック機能などが働かなかったことなどについて、より詳しい説明を求める必要があるとして追加質問を行い、次回の委員会でさらに討議することとなりました。
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