2019年8月4日放送
普段着で取材すること自体は法令違反ではありませんが、昨今の食の衛生管理に対する意識の高まりを受け、必要に応じて使い捨てエプロン等を着用するなどして、関係者や視聴者の皆様に不快な思いをさせないよう取材をさせていただきます。貴重なご意見、ありがとうございました。
今回は、気象庁の〝珍〟観測所名をクイズとして出題させていただきました。ご指摘の岐阜県那比観測所は国土交通省の観測所になりますので、正解にはあたりません。ご了承ください。
第606回メ~テレ放送番組審議会(7月9日開催)では、5月27日に放送したメ~テレドキュメント『夢も、希望も』について審議しました。
放送倫理検証委員会は、日本テレビの『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』の2つの「祭り企画」に関して、7月5日、第29号委員会決定を通知、公表しました。
委員会はこの事案に対し、(1)「祭り」は番組のために用意されたものであったが、制作スタッフはその過程を把握していなかった。(2)視聴者の「了解」の範囲を見誤り、地元に根差した「祭り」への体当たり挑戦だとナレーションで思わせた。(3)挑戦の舞台である「祭り」そのものへの関心が薄くなり安易なナレーションを生んだ、と分析しました。そして、制作過程の重要な部分を制作者側が把握していなかったため、その過程が適正に保たれておらず、現地にもともとある祭りに出演者が参加しているように視聴者を誘導した点で、多くの視聴者が番組に求める約束に反したものだったと言われても仕方がないとして、2つの「祭り企画」には、程度は重いとは言えないものの放送倫理違反があったと判断しました。
放送倫理検証委員会は、第139回委員会(7月12日開催)で、関西テレビの『胸いっぱいサミット!』について、審議入りすることを決めました。対象となったのは、関西テレビが4月6日と5月18日に放送した情報バラエティー番組『胸いっぱいサミット!』で、コメンテーターの作家の発言 に対し、民族差別や女性蔑視をあおるなどの意見がBPOに寄せられました。委員会は「関西テレビが、スタジオ収録を経て編集・放送、そしてお詫びに至った経緯について、民放連放送基準に照らし詳しく検証する必要がある」として審議入りを決めたものです。
放送人権委員会は、第271回委員会(7月16日開催)で、「宗教団体会員からの肖像権等に関する申立て」について審理入りを決めました。この事案は、テレビ東京の『ゆうがたサテライト』の特集で、「オウム真理教はアレフと名前を変えて存続している」としてアレフの札幌道場を取材。申立人の「盗撮ですよ」と話す様子などが放送されました。この放送に対し申立人が、肖像権やプライバシーが侵害されたと訴えたものです。委員会は運営規則第5条(苦情の取り扱い基準)に照らし、審理要件を満たしていると判断し、審理入りを決めたものです。
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