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2020年9月6日放送

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視聴者の声

  • 『ドデスカ!』で、車内に置いたままの消毒用アルコールの危険性について「引火」と説明していましたが、本当に「引火」でしょうか?可燃性危険物には「発火」「引火」「着火」の区別がありますが、アルコール消毒液はどうなのでしょうか?

消防庁のホームページによれば、「アルコール消毒液」は、消防法上の危険物に該当し「液体であっても引火性を有する」とあります。「引火」で間違いありません。

ドデスカ!

  • 『アップ!』のお天気三択で、「三重・名張市公認キャラクター”なばりん”の靴のモチーフになった果物は?」という問題がありました。正解はメロンでしたが、選択肢のメロン、モモ、スイカの中で、果物はモモだけで、メロン、スイカはいずれも野菜です。問題が間違ってはいませんか?

園芸学的には、ご意見のとおりメロンは野菜に分類されます。ただ今回は、「なばりん」がフルーツなどをモチーフに誕生していることから、一般用語の「果物」という言葉を使用しました。ご意見は、今後の番組づくりの参考にさせていただきます。

アップ!

放送倫理・番組向上機構(BPO)からのお知らせ

放送倫理検証委員会は8月4日、TBSテレビのバラエティ番組『クレイジージャーニー』に関して、放送倫理違反があったとする委員会決定を公表しました。

『クレイジージャーニー』の企画「爬虫類ハンター」を放送した際、視聴者から「ロケで『やらせ』があったのではないか?」という電話が寄せられました。TBSテレビが確認したところ、番組スタッフが事前に準備した動物を、あたかもその場で発見して捕獲したかのように見せていたことが分かりました。また同じような不適切な演出が、過去の放送分も含め複数回行なわれていたことが確認され、TBSテレビは番組の継続は難しいと判断、放送終了となりました。委員会は、日本民間放送連盟の放送基準に抵触している疑いがあり、制作過程を検証してこの内容が放送されるに至った経緯を解明する必要があるとして審議入りを決め、議論を続けてきました。

その結果、「爬虫類ハンター」は、爬虫類の専門家が特異な能力を発揮し、次々と希少動物を発見し捕獲するシーンを核とする企画であったにもかかわらず、あらかじめ協力者から借り受けた動物、または別の場所で捕獲した動物を用いたことは、制作過程が適正に保たれていなかったと言うべきであり、専門家が「確かな知識と野性の勘」を駆使して、自力で希少動物を探し出したものと信じたであろう多くの視聴者との了解や約束を裏切るものであったとして、放送倫理違反と判断したものです。

次に、放送倫理検証委員会は8月7日、フジテレビと産経新聞が合同で行った世論調査のデータの一部に架空入力があり、それを基にしたニュースが合計18回放送されたことについて放送倫理違反の疑いがあるとして審議入りを決定しました。

これは、フジテレビと産経新聞が6月19日に、2019年5月から2020年5月までの14回にわたり合同で行った「FNN・産経新聞 合同世論調査」で、調査結果と関連する合計18回の放送および記事をすべて取り消すと発表しました。委員会に提出されたフジテレビの報告書によれば、調査を委託した会社の再委託先の会社の社員が、架空のデータを作成していたというもので、その数は、サンプル全体の17%に当たるおよそ2,500サンプルにのぼったということです。

委員会では「不正な世論調査結果に基づいて18回ものニュースが放送されたことは、その時々の世論に影響を及ぼした可能性を否定できない」「不正の有無についてチェックされることなく放送されていたことは深刻な問題だ」「放送、新聞が行うすべての世論調査の信頼性を揺るがす由々しき事態だ」などの厳しい意見が相次いだほか「民放連・放送基準の『ニュースは事実に基づいて報道し公正でなければならない』に抵触する疑いがあるのではないか」との意見も出されました。

委員会は、誤った世論調査の結果が合計18回にわたり放送されたこと、再委託の経緯自体を把握していなかった等のチェック体制の不備を踏まえ、合計18回の放送について放送倫理違反の疑いがあるとして審議入りを決めたものです。

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