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2021年3月7日放送

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視聴者の声

  • 『アップ!』にいただいたご感想です。新型コロナワクチンについて、「感染を防ぐものではない」「重症化を防ぐもの」と、はっきり報道していただいたことに感銘しました。集団免疫を作るためにワクチン接種を受けなければ誹謗中傷されることにならないよう、正しい情報で自分で判断するために役に立つ報道だと思いました。
  • 『アップ!』にいただいたご意見です。「SDGs(持続可能な開発目標)」のコーナーを拝見しました。今後の食料不足について「なぜ食料不足に陥るのか?」「人間の行動の中で何が食料不足を引き起こしているのか?」に関しての事実を報道してほしいと思いました。様々な社会問題は、地球人、ひとりひとりが協力し合って解決すべき課題であり、知れば変わると思います。

番組へのご意見、ご感想、ありがとうございます。いただきましたご意見、ご感想は番組スタッフに伝え、今後のより良い番組作りに役立ててまいります。

放送番組審議会からのお知らせ

第621回メ~テレ放送番組審議会(2月9日開催)では、『旅してゴメン特別編 冬の琵琶湖 魅せる愛情ココ湖国(1月3日放送)』について審議しました。

放送倫理・番組向上機構(BPO)からのお知らせ

放送倫理検証委員会は2月10日、データの一部が架空入力された世論調査を放送したフジテレビのニュース番組について、重大な放送倫理違反があったと判断しました。

実際には電話をせず架空のデータが入力されていたのは、フジテレビが2019年5月から2020年5月までに行った14回の世論調査です。架空データは全体の12.9%、1,886件にのぼっていたことが分かりました。フジテレビは世論調査の実務を、外部の調査会社に委託していましたが、担当者が一度も調査に立ち会うことがないなど委託先に任せたままにしていました。また委託先が実務の一部を別の会社に再委託していたことも、まったく把握していませんでした。

委員会は、調査の実務を外部に委託していたとしても、「現場を踏む」「素材が正しいかどうかを何度もチェックする」というジャーナリストとしての基本姿勢が報道局内で徹底されていれば、未然に防ぐことができた可能性があったと指摘しました。

そのうえで委員会は、架空データが含まれた世論調査の結果を1年余り、合計18本にわたり報道して、市民の信頼を大きく裏切ったばかりか、他の報道機関による世論調査の信頼性にも影響を与えたとして、フジテレビのニュース番組には重大な放送倫理違反があったと判断しました。BPO検証委員会による「重大な放送倫理違反」の判断は、今回の事案が4件目になります。

青少年委員会は、1月26日に開催された第230回委員会で、性犯罪とGPSを題材にしたお笑い芸人の発言に視聴者から批判が寄せられた件について、番組を放送した局のその後の対応も含めて議論のうえ、「審議」には進まず、「討議」を終了することにしました。

2020年10月、深夜のトークバラエティー番組で、アイドルオタクを自称するお笑い芸人が、幼いアイドルを応援しているアメリカの仲間は、体内にGPSが埋め込まれていると面白おかしく話すところが放送されました。視聴者からは「性犯罪の話を笑いとしていた」「未成年への性被害を軽視する発言」など、番組を批判する意見が寄せられていました。

委員会では、放送局から提出された報告書などをもとに議論した結果、「局側に問題点を知らせたことで、事実を知らなかった人は知ることになる」「チェックの際に、違和感を持っていた人が、違和感を放っておかないでおこうと思ってくれたことはよかった」「今回の委員会の討論を今後の番組制作にいかしてほしい」などの意見が出されました。そのうえで委員会は、この件については「審議」には進まず、委員会で出された意見を議事概要に掲載して「討議」を終了することにしました。

メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は

にお寄せください。