2022年12月4日放送
ご意見ありがとうございます。ご指摘の通り、映像はトークショーの申し込みを行うシーンでした。騎馬武者行列・トークショーともに“応募が多いことをお伝えする意図”で編集 を行いましたが、今後は誤解を招かぬよう、注意いたします。
ご感想ありがとうございます。引き続き、視聴者の皆様にとって有益な情報をお伝えして いくよう、努めてまいります。
第639回メ~テレ放送番組審議会(11月15日開催)では、「テレメンタリー2022『働いた。闘った。』」(10月2日放送)について審議しました。
放送倫理検証委員会は第177回委員会(11月11日開催)で、安倍晋三元総理の国葬に関連した2つの番組の放送内容について議論しましたが、いずれの番組も委員会として討議に入るべき事案にはあたらないと判断しました。
多くの視聴者意見が寄せられ、議論の対象となった番組のひとつは、テレビ朝日の報道情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』です。出演するコメンテーターが9月28日放送の番組内で、安倍元総理の国葬について「大手広告代理店が関与した」という趣旨の発言を行い、 翌日の放送で、「事実ではなかった」と訂正のうえ謝罪をしました。その後、テレビ朝日は当該コメンテーターについて10日間の謹慎処分としたことを公表、更に謹慎明けに番組内で「レギュラーコメンテーターではなく、今後は取材リポーターとして番組にかかわる」ことを明らかにしていました。
またTBSテレビの報道番組『報道特集』では10月15日の放送で、安倍元総理へのデジタル献花に旧統一教会が影響している可能性について関係者を取材した内容を報道しました。取材VTRでは、デジタル献花プロジェクトは祝福2世が発案・実行したものだという趣旨のメールを、旧統一教会のグループメールを通して受け取ったという信者を紹介しました。そのうえで番組では「プロジェクトメンバーの中に旧統一教会の信者はいない」というメンバーの声も紹介されたものの、最終的にメンバーの中に旧統一教会の信者がいるのか、いないのか、結論付けないまま特集は終了しました。
委員会では、このふたつの番組について視聴者から多くの意見が寄せられたことも併せて報告されました。そのうえで、このふたつの番組の放送内容や放送局の対応について、委員会として討議に入るべき事案にはあたらないという意見が大勢を占めたということです。放送倫理検証委員会では、運営規則の中で「委員会は、放送番組の取材・制作のあり方や番組内容などに関する問題について討議する。討議の結果、放送倫理を高め、放送番組の質を向上させるため、さらに検証が必要と判断した場合は、審議を行うことを決定する」と定めていて、今回のふたつの番組ついては討議および検証は必要ないと判断されたことになります。
メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は
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