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2023年3月5日放送

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視聴者の声

『アップ!』で放送した「子どもの1型糖尿病」の特集について、多くの皆様からご意見、ご感想をいただきました。

  • 中学3年生の息子が1型糖尿病です。病気について取り上げてくださりありがとうございました。「甘いものを食べ過ぎだ」と心ない言葉を言われたことがあります。病気や偏見について伝えてくださったことが嬉しかったです。
  • 夜中もインスリン注射を打たなければいけないこと、ご両親は朝まで寝たことがないということに衝撃を受けました。私の周りには1型の人も2型の人もいるので、違いなどはわかりますが、周りにいなければ誤解している人も多いと思います。
  • インスリン治療において、低血糖や高血糖のリスクがあり、どういった対処が必要なのか、など紹介されると、さらに良かったと思います。

たくさんのご意見、ご感想ありがとうございます。引き続き有益な情報をお伝えしていくよう努めてまいります。

放送番組審議会からのお知らせ

第641回メ~テレ放送番組審議会(2月14日開催)では、ニュース情報番組『アップ!』(月~金曜、午後3時40分~放送)について審議しました。

放送倫理・番組向上機構(BPO)からのお知らせ

放送人権委員会は2月14日、ペットサロンで犬がシャンプーをされた後に死んだ問題を報じた日本テレビの情報番組『スッキリ』について、「人権侵害は認められず、放送倫理上の問題があるとまでは言えない」とする見解を公表しました。但し、ペットサロン経営者への取材ができておらず、直接取材の重要性を認識して番組を制作するよう要望しました。

問題となったのは、2021年1月に『スッキリ』内で約20分間放送された企画です。番組では「愛犬急死“押さえつけシャンプー”ペットサロン従業員ら証言」とテロップを表示して、犬の首輪を手すりにつけた状態で、約2時間にわたり、押さえつけてシャンプーをした後、犬が死んだと、ペットサロン側の〝虐待疑惑〟を伝えました。この放送についてペットサロン経営者が、預かっていた犬を虐待死させたかのように印象付け「事実に反し、名誉を侵害された」と申し立て、委員会で関係者へのヒアリングなど審理を続けてきました。

審理の結果、委員会は「一般的な視聴者はシャンプー行為の中で『虐待』があり、犬の死の原因になったと認識する」として、放送が経営者の社会的評価を低下させることを認めました。一方で、ペットサロンの関係者や飼い主から矛盾のない取材結果を得られていて、「日本テレビが信じたことには、相当な理由があった」として、経営者への「人権侵害には当たらない」と判断しました。また取材の際、経営者の携帯電話に2度電話をかけたものの、つながらなかったため、経営者の言い分を直接聞かないまま放送に踏み切ったことについて、委員会は、経営者が自身の関連ホームページ上に掲載した謝罪コメントを放送内で紹介した点などを考慮して、「放送倫理上の問題があるとまでは言えない」と判断しました。

そのうえで「対象者に対する直接取材を実現すべく、もう一歩の努力がなされることが望ましい事案だった」と要望しました。委員会決定を受け、日本テレビは「要望については真摯に受け止め、今後の番組作りに活かしてまいります」とコメントしています。

メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は

にお寄せください。