2023年4月2日放送
ご指摘の通り、放送した手締めは「一本締め」ではなく、「一丁締め」の誤りでした。申し訳ございませんでした。
ご指摘の通り、天使にも貂(テン)が入っており、問題を作る際に見落としておりました。今後はチェック体制をさらに強化し、再発防止に努めてまいります。
第642回メ~テレ放送番組審議会(3月14日開催)では、『ウド&出川の子ども地図ツアーin伊勢志摩~観光客が知らないスポットを旅してゴメン~』(2月12日放送)について審議しました。
メ~テレは新しい放送基準を2023年4月1日に施行しました。日本民間放送連盟の放送基準改正にあわせ、メ~テレの放送基準を改正したものです。149条文のうち44条文を改正、うち2条文を削除して、新しい放送基準は全147条です。主な改正のポイントをご紹介します。
第5条 人種・民族、性、職業、境遇、信条などによって、差別的な取り扱いをしない。
これまで「人種・性別」としていた箇所を、「人種・民族、性」と変更しました。「民族」を追加したのは、人種だけでは分けられない、歴史や文化も含む「民族」も意識できるようにする必要があると判断したためです。「性別」を「性」に変更した理由は、「性別」、「性自認」、「性的指向」も含めて表現するには、「性」がふさわしいと考えたためです。
第23条 家庭生活については、これを尊重するとともに、多様な価値観を踏まえ一面的な取り上げ方にならないよう注意する。
これまでの条文が、「結婚」という形の家庭生活を唯一のものとして肯定するかのようなニュアンスがあり、いまの価値観とは合わなくなっているため、「家族を取り巻く価値観が多様化していることを踏まえ、一面的な取り上げ方にならないよう注意する」という条文に 変わりました。
第38条 信教の自由を尊重し、他宗・他派を誹謗中傷したり、信仰の強要につながったりするような表現は取り扱わない。
条文として「信仰の強要につながるような表現は取り扱わない」と新たに書き加えられました。信教の自由には「信じない自由」も含まれていることを明確化したものです。
第56条 医療や薬品の知識および健康情報に関しては、いたずらに不安・焦燥・恐怖・混乱・楽観などを与えないよう注意するとともに、適切な医療を受ける機会が失われることのないよう十分に配慮する。
これまでは、医療、健康情報に関して視聴者に「不安・焦燥・恐怖・楽観などを与えない」としていましたが、ここに「混乱」、不確かな情報に振り回される「混乱」を加えました。本来なら病院などで診察を受けるべきものを、誤った医療情報を発信することで手遅れにならないように、という意味合いが込められています。
放送基準の全147条文は、メ~テレのホームページ、「番組向上への取り組み」という箇所からご覧いただくことができます。
メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は
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