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2023年12月3日放送

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視聴者の声

  • メジャーリーガーの大谷翔平選手がMVPを受賞した時に、脇に抱えていた犬に関する『ドデスカ!』のニュースで、同じ犬種を飼う方が「この犬種は吠えにくい、本当に吠えない、飼いやすい」とコメントをしていました。吠えるか、吠えないかは個体によって違いますし、しつけが必要です。しつけができずに手放してしまうなど、いわゆる保護犬の問題が悪化しそうで不安になりました。
  • 新語・流行語大賞にノミネートされた言葉の話題で、『ドデスカ!』のコメンテーターが「岸田総理の呼ばれ方、増税メガネがノミネートされていない」と、笑顔で話していました。悪口は最も良くない行為のひとつです。番組を見た子どもが真似したらと思い、非常に不愉快でした。

ご意見ご感想、ありがとうございます。皆様のご意見ご感想を踏まえ、有益な情報をお伝えするよう、引き続き努めてまいります。

放送番組審議会からのお知らせ

第649回放送番組審議会(11月21日開催)では、『池上彰と考える!巨大自然災害から命を守れ』(9月2日放送)について審議しました。

放送倫理・番組向上機構(BPO)からのお知らせ

BPOではテレビやラジオの放送内容に関する意見や要望を受け付けていますが、2023年10月に寄せられた意見の総数が5,000件を超え、記録が残る中で、月間の意見数として過去最も多くなりました。件数の多かった意見は、「旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題について、東京のキー局が相次いで検証番組を放送したことに関する意見」や「事務所側が記者会見を開いた際に、個々の記者に関するNGリストが存在していたという報道に関する意見」で、芸能事務所をめぐる各種報道に、多くの視聴者や聴取者の関心が集まっていることを示しています。

この問題についてBPO青少年委員会は、第261回委員会(10月24日開催)で、意見交換を行いました。委員会では「BPOとして、あるいは青少年委員会として、何かできることがないか」という観点で意見交換を続けています。委員からは「この問題が長い期間かけて起きてきたことを考えると、BPOがきちんとした企画を長いスパンで考えることも必要だろう。子どもの人権、とりわけ男の子を性加害からどうしたら守れたのかを考えなければならない」という意見が出されました。

複数の東京のキー局が検証番組を放送したことを受けて、別の委員は「報道して来なかったのは『1980年代から90年代は、男性の性被害について意識が弱かったから』としているものが多く見られたが、当時の児童福祉法でも18歳未満の子どもに性的なことをすれば処罰の対象だった。そこに焦点を当てた検証はあまり見られなかった。児童虐待の観点で真剣に考えるべきだということを言うべきだ」としました。

また別の委員は、「この巨大な性加害が何十年も放置されてきた背景には、放送局がビジネスをやるうえで、当該芸能事務所と、ことを構えるのは損だという構造的な問題があった。忖度が生まれた背景まで切り込まないと、また同じ轍を踏むことになるが、具体的に何をやるべきなのか」と指摘しました。青少年委員会では、このテーマについて引き続き議論を続けることにしています。

メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は

にお寄せください。