2024年7月7日放送
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第655回放送番組審議会(6月11日開催)では、『ドデスカ!』(月曜~金曜6:00~8:00 土曜6:30~7:55放送)について審議しました。
テレビ東京が放送した警察密着系番組について放送人権委員会は、関係者からの人権侵害を訴える申立てを受け、審理入りすることを第328回委員会(6月18日開催)で決定しました。対象となったのは、テレビ東京が2023年3月28日に放送した『激録・警察密着24時!!』です。番組では、人気漫画「鬼滅の刃」のキャラクターを連想させる商品に絡む不正競争防止法違反事件を取り上げ、警察の捜査の模様や会社役員ら4人の逮捕場面などを放送しました。
番組で取り上げられた会社役員らは、放送時点で逮捕された4人のうち3人が不起訴処分になっているにもかかわらず、その事実に言及しなかったうえ、「人気キャラクターに便乗して荒稼ぎ」「被害者面」「逆ギレ」といった過度なナレーションやテロップを付けるなど、4人の名誉を著しく傷つけたとして申立てました。また番組では、捜査員同士の会話や会議は、再現として事後に撮影されたにもかかわらず、捜査の時系列に沿っているかのように構成されていて、許容される演出の範囲を逸脱していると指摘しています。
被申立人のテレビ東京は、2024年5月、不適切な放送内容が複数あったことを認め、お詫び放送や公式ホームページにお詫び文を掲載しました。そのうえで、警察密着系番組を今後は制作しない方針を公表し、関係者の処分も行っていました。
申立人側は、お詫び放送などの対応に一定の評価をしているものの、テレビ東京が番組制作過程を明らかにしなかったことなどに納得せず、双方の交渉は不調に終わっていました。テレビ東京は審理入りを受けて、「本事案を重く受け止め、審理には誠実かつ真摯に対応してまいります」とコメントしています。
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