2024年12月1日放送
伊勢神宮内宮の宇治橋前から猿田彦神社方面へ続く通りがおはらい町で、おはらい町の中程に、おかげ横丁という横丁が広がっています。ご紹介した「とうふや」はおかげ横丁にあるひとつの店舗です。ご意見、ありがとうございました。
ご指摘の通り、正しくは「す」に濁点の「あずま中学」でした。お詫びして訂正いたします。
本来、ブタクサの画像を紹介すべきところ、ご指摘の通り、誤った画像を使用しておりました。お詫び申し上げます。
放送倫理検証委員会は第200回委員会(11月8日開催)で、放送倫理違反の疑いがあるとして審議を続けてきたテレビ東京の警察密着番組について、文言を微修正したうえで最終的な意見書をとりまとめることが確認されました。対象となっているのは、テレビ東京が2023年3月28日に放送した『激録・警察密着24時!!』です。
番組では、人気アニメ「鬼滅の刃」を連想させる商品に関する不正競争防止法違反容疑事件を取り上げ、「4人が逮捕された」と放送しましたが、4人のうち3人が不起訴になったことを伝えていませんでした。また警察署内での捜査員同士の会話や会議の様子を捜査の最中に行われたように放送しましたが、実際これらの映像は事後に撮影されたもので、誤解を招く構成だったことが明らかになっています。
今回の委員会では、これまでの審議の中であがった意見や指摘をもとに作成された意見書修正案の内容について、詰めの議論が行われました。委員会として概ね意見は出尽くしたとして、文言を微修正したうえで最終的な意見書をとりまとめることが確認されました。尚、この番組は会社役員らが番組で取り上げられたことにより名誉を著しく傷つけられたなどとする申立てを行い、並行して放送人権委員会でも審理が続けられています。
放送倫理検証委員会の第200回委員会(11月8日開催)では、毎日放送のバラエティ番組『ゼニガメ』についての審議が行われました。この番組は2024年7月17日に放送され、出張買取業者に密着取材する企画でしたが、放送後に買取業者により仕込まれた、事実と異なる内容を伝えていたことが明らかになりました。
毎日放送の調査では、開かずの金庫から見つかった「金の延べ板」を買取業者が現金で買い取るシーンについて、買取業者が「金の延べ板」をあらかじめ準備していたこと、さらに金庫の持ち主で依頼者とされた人物もいわゆるサクラだったことなどが報告されています。
今回の委員会では、担当委員から制作スタッフらのヒアリング内容の報告とともに、意見書の骨子案が説明され、他の委員から様々な質問や意見が出されるなど、活発な意見交換が行われたということです。委員会では今後、意見書の原案が作成されることになります。
青少年委員会は第271回委員会(9月24日開催)で、放送局のニュースサイトが刑事裁判の判決を伝える中で性的暴行の被害者である12歳の女子児童の供述調書の内容を掲載したことについて議論しました。
被害児童の供述調書の内容を伝えたことに対して視聴者からは、「あまりに詳しく報じている。本人は苦しい思いをして、裁判のために信頼できる人に打ち明けた事柄だろう。裁判が公開なのは仕方ないが、その内容をメディアが社会にばらまく必要があるのか。まさにセカンドレイプだ」など厳しい批判がBPOに寄せられました。
委員会の議論で担当委員は、「取材者は被害者本人に直接聞いたわけではなく、供述調書の内容というひとつのクッションが入っていると考え報じたのかもしれない。しかし、被害にあった女子児童が事件当時12歳という非常に難しい年齢ということも考えあわせ、メディアとして想像力を働かせて配慮すべきだったのではないか」と説明しました。
他の委員は、「この記事では、被告人質問での検察官と被告人のやりとりも詳しく伝えられている。公開の法廷における発言であったとは言え、女子児童にとってはデリケートな内容を含んでおり、こちらも書き過ぎかと感じる。報じるにあたって配慮があってもよかったのではないか」と述べました。
メディアに対して報道での配慮を求める意見が複数あがったものの、最終的に討論するまでの事案ではないと判断して、委員会での議論は終了されました。
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