2016年8月7日放送
ドラマ「まかない荘」のDVD発売が決定しました。9月2日(金)発売予定です。是非、こちらでお楽しみ下さい。
『踊ろう!ウルフィ~ズ』は、見学のみの参加も可能です。是非、お越し下さい。次の中継先は「ドデスカ!」のホームページでご確認いただけます。
第106回放送倫理検証委員会(7月8日開催)では、出演者の映像を本人の了解なしに消去したTBSテレビ「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」について討議し、審議入りを決定しました。
「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」は、さまざまなジャンルの達人たちが番組独自に設定した珍種目で競い合い、スタジオのゲストが勝敗を予想するバラエティー番組です。本事案は、6月19日に放送された珍種目のひとつ『双子見極めダービー』で、実際は最後まで回答した出演者を、映像加工をし、途中でレースから脱落したことにして放送したものです。放送後、出演者がブログで「順番やルールが変更され、無断で姿を消された」と告発したことから問題が発覚。TBSは「行き過ぎた編集があった」ことを認め、番組ホームページ等でお詫びしました。
委員会ではTBSが提出した報告書をもとに討議を行い、
●委員会の過去の意見書は、バラエティー番組は自由であるべきだという原則を打ち立てたが、例外として、視聴者の信頼を著しく裏切る演出は放送倫理に反するとも述べている。その基準に照らして判断しなければならない。
●果たしてバラエティー番組での演出の許容範囲を超えたといえるのか?
●実際には出演しているシーンで出演者の姿を消すことに、スタッフの誰も疑問を感じなかったのはなぜか?
●行き過ぎた分業化など、制作体制に問題はなかったか?
など、さまざまな視点から意見交換が行われました。
その結果、バラエティー番組で、より娯楽性を高める目的でしたことであっても、出演者本人の姿を、本人の了解を得ずに、現に出演しているシーンから映像処理で消したのは問題であり、そのような編集が疑問なく行われた番組の制作体制などについて検証の必要があるとして審議入りすることを決めました。詳しくはBPOのホームページをご覧ください。
メ~テレでは皆様からのご意見やご感想を真摯に受け止め、今後のよりよい番組作りにいかしてまいります。番組に対するご意見は
にお寄せください。