2016年12月4日放送
お天気3択は毎週火曜・水曜・木曜の3曜日に放送しています。またプレゼントの応募に関しては、当月分のご応募は1世帯当たり1回までとさせていただいております。
このコーナーは、「あなたの幸せがUP!するポイント」を毎日聞いていきます。登場いただくのは東海地方のパン職人、こだわりのシェフ、会社の社長、働くママ、政治家、俳優、スポーツ選手など様々。コーナーを通じ地元を応援していきます!
タイトルの「デルサタ」は、『外へ出る土曜日(サタデー)』を短くして「デルサタ」と名付けました。ネーミングどおり、休日の朝に知りたい情報満載でお届けしています。
第579回メ~テレ放送番組審議会(11月15日開催)では、「メ~テレドラマ 三人兄弟2」(10月17日~放送)について審議しました。
放送人権委員会は第241回委員会(11月15日開催)で、「浜名湖切断遺体事件報道に対する申立て」について審理入りを決定しました。
対象となった番組は、テレビ静岡が2016年7月14日に放送した全国ネット及びローカルのニュース番組で、静岡県浜松市の浜名湖周辺で切断された遺体が発見された事件で「捜査本部が関係先の捜索を進めて、複数の車を押収し、事件との関連を調べている」等と放送しました。
この放送に対し、静岡県在住の男性が7月16日、テレビ静岡に電話し、自分は事件とは関係ないのにテレビ静岡の記者が勝手に私有地に入って撮影し、犯人であるかのように全国ネットで報道をした等と抗議。この男性はその後テレビ静岡と話し合いを続けましたが不調に終わり、9月18日付で申立書を委員会に提出。
同事件の捜査において、「実際には全く関係ないにもかかわらず、『浜名湖切断遺体 関係先を捜索 複数の車押収』と断定したテロップをつけ、記者が『捜査本部は遺体の状況から殺人事件と断定して捜査を進めています』と殺人事件に関わったかのように伝えながら、許可なく私の自宅前である私道で撮影し、捜査員が自宅に入る姿や、窓や干してあったプライバシーである布団一式を放送し、名誉や信頼を傷つけられた」として、放送法9条に基づく訂正放送、謝罪およびネット上に出ている画像の削除を求めました。
また申立人は、この日、県警捜査員が申立人の自宅を訪れたのは、申立人とは関係のない窃盗事件の証拠物である車を押収するためであり、「私の自宅である建物内は一切捜索されていない」と主張。そのうえで、「このニュースの映像だけを見れば、家宅捜索された印象を受け、いかにもこの家の主が犯人ではないかという印象を視聴者に与えてしまう。私は今回の件で仕事を辞めざるをえなくなった」と訴えています。
この申立てに対しテレビ静岡は11月2日、「経緯と見解」書面を委員会に提出し、「本件放送が『真実でない』ことを放送したものであるという申立人の主張には理由がなく、訂正放送の請求には応じかねる」と述べました。
この中で、「当社取材陣は、信頼できる取材源より、浜名湖死体損壊・遺棄事件に関連して捜査の動きがある旨の情報を得て取材活動を行ったものであり、当日の取材の際にも取材陣は捜査員の応対から当日の捜索が浜名湖事件との関連でなされたものであることの確証を得たほか、さらに複数の取材源にも確認した上で、この捜索が、「浜名湖事件に関連したものとしてなされたことは事実」であり、「本件放送は、その事件との関連で捜査がなされた場所という意味で本件住宅を『関係先』と言っている。また本件放送では、申立人の氏名に言及するなど一切しておらず、『申立人が浜名湖の件の被疑者、若しくは事件にかかわった者』との放送は一切していない」と反論。
さらに、「捜査機関の行為は手続き上も押収だけでなく『捜索』も行われたことは明らかで、すなわち、捜査員が本件住宅内で確認を行い、本件住宅の駐車場で軽自動車を現認して差し押さえたことから、本件住宅で捜索活動が行われたことは間違いなく、したがって、『関係先とみられる住宅などを捜索』との報道は事実であり、虚偽ではあり得ない」と主張しました。
委員会は、委員会運営規則第5条に照らし、本件申立ては審理要件を満たしていると判断。審理入りすることを決めました。詳しくはBPOのホームページをご覧ください。
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