イントロダクション

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2020年です。
今年も名古屋行き最終列車よろしくお願いします。
平成から令和となり初めての名古屋行きです。

二つの大きな転機が訪れました。
「廃車になったら名古屋行きどうするのか」と鉄道ファンの方々が心配してくれたSR(スーパーロマンスカー)がついにその時を迎えました。
名古屋行き最終列車の主な舞台は名鉄の赤い電車の車内、そのほとんどがSRでの撮影でした。2扉と転換クロスシートが特徴で昭和から平成そして令和元年まで走りぬいた名車が、役目を終え引退したのです。
名古屋行きの根底に流れる優しさは、この車両の持つ昭和的な雰囲気から醸し出されていたのかなと今回の撮影時に思いました。万感の想いを込めて六角精児さん主演「さよならSR」の回を制作しております。ぜひみなさんのSRの思い出と共にご覧いただきたく思います。

そして、もう一つ。番組の顔、松井玲奈さんの卒業です。
番組開始から7年、名古屋行きを盛り上げて下さり感謝しかありません。
でもこの大きな喪失感を一気に補うように今回新たなメンバーが名古屋行きに加わります。SKE48のメンバー5人です。彼女たちが「もし私たちがSKE48に入ってなかったら」という世界観の中で、名古屋を中心とした東海三県を駆け巡る物語を展開します。今まで以上に地元ドラマとしてみなさんの身近な存在となっていきます。

時代が大きく移り変わる中、もはやリアルに「名古屋の大河ドラマ」と呼ぶにふさわしい名古屋行き最終列車。
第8弾の今期もあなたに愉しく優しく寄り添えたらと願い、5つの物語世界をお贈りします。