名古屋市東区で23日、横並びで走っていたとみられる2台の自転車が接触し、転倒した男性1人が意識不明の重体です。

　警察によりますと、23日午後6時前、東区東大曽根町の路上で横並びで走っていたとみられる2台の自転車が接触し、このうち1台の自転車に乗っていた会社員の男性（58）が転倒しました。

　男性は頭を強く打ち病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。もう1台の自転車に乗っていたのは会社員の女性（57）で、けがはありませんでした。
　2人は知人同士で女性の家に向かっている途中だったということです。

　自転車で並んで走る行為は「並進可」の標識がある区間を除いて、道路交通法で禁止されています。
　警察は女性から話を聴くなどして事故の詳しい原因を調べています。