年末恒例の大掃除 楽に掃除できる便利グッズ、プロ直伝!窓のふき方、気象条件もポイント

2024年12月13日 17:04
1年が終わりに近づくと、家の大仕事が待っています。年末恒例の大掃除。ついつい、放置してしまう、あの場所。掃除のプロ直伝のテクニックとは――?
 岐阜市の金華山山頂にある岐阜城で、1年の汚れを落とす「すす払い」が行われました。

 13日朝から市の職員5人が、竹の先にササを付けた長さ2.5mから5mの特製のほうきで、軒下についたほこりなどを落としました。

 年末恒例の大掃除。パナソニックが大掃除に関する意識調査を実施しました。

 「次回の年末にやろう」と見て見ぬふりをしてしまう「持ち越しスポット」があるかどうか聞いたところ、約7割が「持ち越しスポットがある」と回答。

 では、具体的にどこが持ち越しスポットなのか。

 油汚れやほこりが溜まりやすい換気扇や網戸を抑えて、窓ガラス・サッシが堂々の1位でした。
 

アイメディア ホコリ取りワイパー手袋 525円(15枚入り)

楽に掃除できる便利グッズ
 ついつい、掃除を持ち越してしまう“イヤイヤスポット”の1位となった「窓ガラス・サッシ」。

 せっかくなら楽にお掃除したい!という熱い要望に応える便利グッズがあるようです。それはーー。

 お掃除に欠かせない手袋にしては、変わった形をしています。

 「掃除しにくいようなところを拭いたり、エアコンの吹き出し口だったり、掃除しにくいようなところも掃除しやすい」(コーナン砂田橋店 小川智史 主任)

 雑巾などでは入りにくい、細い溝や角にも手が届きやすく素手感覚で掃除できます。

 「この凹凸でほこりなどをしっかりキャッチするという特徴があります。至るところで使ってもらえるので、場所を選ばず使える。去年の10倍くらいの売り上げになっている」(小川主任)
 

小川さんの愛用グッズ「メラミンスポンジ」

ホームセンター店員の愛用グッズ
 売り上げの伸びが同じくらい良い…!という大掃除グッズは他にも。

 見慣れないボトル。業務用とありますが――

 「パイプの洗浄剤」(小川主任)

 粉末タイプのもので排水溝などの周りにふりかけ、お湯をそそいで放置。しばらくたってから洗い流すという使い方はいたってシンプルですが――

 「通常のパイプ洗浄剤よりも、かなり強力に汚れを落とすことができます。使ってみての仕上がりが評価されたのではないか」(小川主任)

 ホームセンターとあって、ドラッグストアなどでは取り扱いのない1年の汚れをしっかりと落とせる強力な洗剤が多く取り揃えられているようです。

 職業柄、年末は忙しく年明けに大掃除をするという小川さんの愛用グッズは――

 「メラミンスポンジ。本当に水だけで色んな汚れが取れるので、気が向いた時に洗面所の汚れを取るなど気軽に使える。年末の忙しい時間、限られた時間の中で効率良く掃除をすることが大事だと思います。それを手助けする商品を多数取りそろえています」(小川主任)
 

ダスキン メリーメイド事業部 西田梓さん

窓掃除に適している日は?
 便利グッズを使うのが面倒…という人もいるのではないでしょうか。

 すぐ手に入れられるものだけで窓ガラスが簡単きれいになる方法を掃除のプロに聞きました。

 「窓の掃除に関しては、雑巾数枚とスプレータイプの中性洗剤か弱アルカリ性の洗剤があれば大丈夫です」(ダスキン メリーメイド事業部 西田梓さん)

 まずは、窓ガラスに「※」の字にスプレーを吹きかけます。次に、水に濡らした雑巾を硬く絞り、下から上に拭き上げます。

 最後に、窓ガラスが大体乾いてから、乾いた雑巾で拭いて終わりです。

 「窓ガラスが少し乾くのを待った方が、ぬれたままでふいてしまうと、付いている水滴を伸ばしてしまい、ふきむらが出てくるので、ある程度、窓ガラスが乾くまで待ってほしいです」(西田さん)

 一度の工程で落ちない頑固な汚れの場合は、同じ工程を繰り返すのがよいそうです。

 窓掃除に適している日は、晴れ?曇り?雨?

 「晴れの日よりも、曇りの日をおすすめしています。雨が降った翌日の曇りの日が一番おすすめです。曇った日の方が窓の汚れが、ちょっと見やすくなっています。雨が降った翌日だと湿度が少し高くなっているので、窓についた汚れが柔らかくなっているので、窓の汚れが落としやすくなっています」(西田さん)
 

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