会社に必要ないパソコンを発注し3190万円相当の損害与えたか 2人を逮捕

2024年9月23日 22:55
 必要のないパソコンを販売業者に発注して、会社に約3190万円相当の損害を与えたとして、元社員の男ら2人が逮捕されました。

 背任の疑いで逮捕されたのは、名古屋市東区の古澤浩一容疑者(54)と、千種区の小縣実奈容疑者(36)です。

 警察によりますと、2人は共謀して2024年2月ごろから3月ごろまでの間、古澤容疑者が当時勤務していた会社で、必要のないパソコンなどを業者に発注し、小縣容疑者の自宅に納品させて、154台分の仕入れ代金、約3190万円の損害を会社に与えた疑いが持たれています。

 2人は受け取ったパソコンを転売していたとみられています。

 警察の調べに対し、古澤容疑者は「間違いないですが、小縣さんとは共謀していません」、小縣容疑者は「売りはしたが、聞いていたことと違う」などといずれも容疑を一部否認しています。

 この会社では、数年前からあわせて約10億円の被害があるとみられ、警察は2人が関与しているとみて調べを進めています。

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