瓦の製造工場で爆発事故 60歳の従業員が死亡 愛知・高浜市は日本三大瓦の一つ三州瓦の産地

2024年11月30日 07:37
 愛知県高浜市の瓦を製造する工場で29日、爆発があり、男性1人が死亡しました。ガス窯が爆発したとみられています。

 爆発があった工場は、窓ガラスがすべて吹き飛び、壁も壊れています。

 警察などによりますと、29日午後4時ごろ、高浜市二池町の瓦を製造する会社「鬼長」の工場で、「窯が爆発した」「ガスのにおいがする」と工場の関係者や近くに住む人から119番通報が相次ぎました。

 救急隊が駆け付けると、従業員の杉浦眞さん(60)が倒れていて、その場で死亡が確認されました。

 「地震かなって最初思った」「ドカーンとかすごい爆発音がして本当に何かあったと思った。すごい変なにおいがしたので」(近所の人)

 爆発の直前に、工場の男性作業員から別の従業員に「窯の様子がおかしい。調子が悪いから見に来てほしい」と電話があったということです。

 瓦を焼くためのガス窯が何らかの原因で爆発したものとみて、警察と消防が詳しい原因を調べています。

 この影響で、名鉄三河線は碧南駅と刈谷市駅の間で一時運転を見合わせました。

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