“国産黒トリュフ”国内初の人工栽培に成功　岐阜県森林研究所が発表「今後も短期間で安定的に」

　トリュフは世界三大珍味として知られる高級食材で、人工栽培が難しく、国内で流通しているトリュフはすべてヨーロッパや中国などから輸入されています。

　美濃市の岐阜県森林研究所では、人工栽培を目指して2016年に県内の試験地に国内産の黒トリュフの菌を接種したコナラの苗木を植栽しました。

　その後、7年目の2023年10月に職員が地面に発生した約25ｇの黒トリュフ2個を発見したということです。

　黒トリュフの人工栽培に成功したのは国内で初めてで、岐阜県森林研究所は、今後も短期間で安定的に発生させる技術開発を進めていくとしています。