名鉄空港線の特急が連絡橋の上で立ち往生 翌朝からは終日下り線で折り返し運転
2024年3月21日 12:30
20日夜、愛知県常滑市の名鉄空港線で電車が連絡橋の上で立ち往生した影響で、空港線は21日朝から折り返し運転を行っています。
名鉄によりますと、20日午後7時20分ごろ、常滑市の空港線の連絡橋で上りの特急電車の送電設備が損傷し、電車が立ち往生しました。
当時、電車には約400人の乗客がいて、約1時間半後に係員の誘導で近くの駅まで線路を歩いて移動しました。損傷の原因はわかっていません。
「急に停電してアナウンスが流れて、強風の影響で故障したので、ちょっと待ってくださいと。電車内で1時間ちょっと待って、歩いてここまで来ました」(特急電車の乗客)
「電車が急ブレーキをかけて振動があって、15分くらいして停電して、何も見えず寒くて」
電車は現在も連絡橋の上で止まったままで、名鉄は21日朝から下りの線路のみを使い、常滑駅と中部国際空港駅の間で折り返し運転を行っています。
「30分くらい常滑駅で寒い中待っていて、それがつらかった」(中部国際空港駅に到着した客)
名鉄空港線は、21日は終日折り返し運転を行い、運行終了後に復旧作業を進める予定です。