応募倍率は7倍以上 名古屋鉄道の電車の運転体験 ゆっくりゴールを目指す
2024年6月17日 17:08
創業130周年を記念して、名古屋鉄道の電車の運転体験ができる特別イベントがありました。憧れの電車を動かせるとだけあって、応募倍率は7倍以上だったとのことです。
愛知県・尾張旭市の名古屋鉄道・瀬戸線の車庫。
名鉄創業130周年の特別イベントには、午前と午後の部、あわせて20名が参加しました。
この運転体験は中学生以上から参加でき、なんと定員の7倍を超える140人以上から申し込みがありました。
「ずっと緊張が続きましたので、昨日からあまり寝られなかった」(参加者)
時速5KMでゆっくりゴールを目指す
現役の運転士から操作方法を教わる
動かす車両は、瀬戸線で実際に使われている「4000系」。
現役の運転士から、しっかりと操作方法を教わります。
初めての運転に、緊張する参加者たち。
スピードは時速5KMまでとゆっくりですが、100メートル先のゴールを目指します。
「感動」(参加者)
「すごく緊張したけど、いい体験ができて楽しかった。運転士になるかもしれないです」(参加者)
運転体験する参加者
真剣な眼差しでゴールを目指す
中には、急停車してしまう参加者もいました。
失敗はありましたが、真剣な眼差しでゴールまで走り切ることができました。
Q.最初ガクンとなりましたね
「ちょっとビックリしちゃいましたね。日々運転士さんたちが安全運転で電車を運行しているのが、本当にすごいことなんだと実感することができました」(参加者)
車庫見学の様子
運転体験のあとには…
運転体験のあとには、こんな特典も!
車庫の中では普段見ることができない、整備点検のための通路を見学しました。
そして最後に修了証が渡され、夢の1日が終了です。
「名鉄電車を運転することが、小さいときからの夢だったので。このイベントに参加できてよかったです」(参加者)
名鉄は運転体験イベントなど、沿線を盛り上げるイベントを、今後も企画していきたいとしています。