多くのサーファーが訪れる海岸で津波避難訓練 ウェットスーツを着たまま高台を目指す 愛知県田原市
2024年6月22日 12:39

多くのサーファーらが訪れる愛知県田原市の海岸で、津波の到来を想定した避難訓練が行われました。
田原市の通称「太平洋ロングビーチ」は、全国有数のサーフスポットとして知られています。
訓練には地元のサーフィン協会などの機関が参加し、地震によって午前10時に大津波警報が発表された想定で始まりました。
パトカーや防災無線、フラッグなどで避難が呼びかけられると、サーファーらは海から上がり、ウェットスーツを着たまま一斉に海抜27メートルにある避難場所を目指しました。
田原市によりますと、太平洋ロングビーチでは地震の発生で最大14メートルの津波が到達すると予測され、参加者は真剣な表情で訓練に臨んでいました。