非純正バッテリーの火災に注意 建物の全焼につながる恐れも「NITE」が安全性を確認するよう呼びかけ
2024年6月27日 17:25
比較的価格が安いことで知られる非純正のバッテリーですが、安全性を確認しないと火事になるおそれがあります。
煙と共に炎が上がったのは、電動アシスト自転車に使われる非純正バッテリーです。
充電中に突然、出火し、火は一旦おさまったように見えましたが――
再び爆発音と共に、激しい炎と煙に包まれました。
非純正バッテリーによる事故は、10年間で235件
購入する際は、安全性についても確認が必要
製品評価技術基盤機構NITEによりますと、非純正バッテリーによる事故は、去年までの10年間に235件発生。
2019年以降、DIYなどに使う充電式電動工具や、充電式掃除機などの非純正バッテリーによる事故が急増したといいます。
純正のものに比べて価格が安い非純正バッテリーですが、建物の全焼に至る火災を引き起こしたこともあるということです。
NITEは、購入する際には価格だけでなく、安全性についても確認するよう呼びかけています。