「税金を払わなければいけない」 70代女性が息子を名乗る男に約2600万円だまし取られる 岐阜

2024年8月27日 22:21

岐阜県養老町で、70代の女性が息子を名乗る男に、現金約2600万円をだまし取られました。警察が、特殊詐欺事件として調べています。

警察によりますと、7月20日、1人暮らしの70代の女性の家の固定電話に、息子を名乗る人物から「ビットコインで儲けた分の税金を国税庁に払わなければならない」などと電話がありました。

さらに「口座が止められているので400万円を送ってほしい」などと指示され、女性は7回にわたり、現金あわせて約2600万円を、宅配サービスで送り、だまし取られました。

送り先は、東京都内のアパートの個人宛てになっていたということです。

8月9日、息子を名乗る男から電話で「未払いの関係で国税局の取り調べを受けるために東京に行く」と電話がありましたが、女性の実の息子が帰省したことで、うその電話だったと判明し、警察に相談して事件が発覚しました。

警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。

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