伊勢湾台風の被災者と対話しているような AI使った初の防災講座、愛知・弥富市の小学校で

2024年9月25日 17:09

伊勢湾台風の記憶を子どもたちに伝えていこうと、大きな被害を受けた愛知県弥富市の小学校でAIを活用した防災講座が初めて開かれました。

 1959年の伊勢湾台風の被災地となった弥富市にある桜小学校では、児童たちに当時の記憶を伝えていこうと、生成AIを使った対話システムによる講座を行いました。

 子どもたちからの質問に答えられるように回答を作成しAIに学習させていて、6年生の児童らが画面上のキャラクターに質問すると音声と字幕で回答が出され、子どもたちは被災者と対話しているような体験を通して伊勢湾台風について理解を深めました。

「とてもわかりやすく説明してくれて楽しかった」(小学6年生)
「文にしてくれるからありがたかった」(小学6年生)

 

これまでに入っているニュース