「イセエビ漁」が本格解禁 水揚げ量は水温の上昇などで減少傾向 三重

2024年10月2日 17:07

三重県でイセエビ漁が本格的に解禁され、志摩市の和具漁港で今シーズン最初の水揚げがありました。

 和具漁港では2日朝、5隻の船が1日、沖に仕掛けた網を回収し、獲れたイセエビを網から1匹ずつ触角や脚に傷がつかないよう、丁寧に外しました。

 初日の2日は約120kgが競りにかけられ、1kg当たり約5700円で競り落とされました。

 「サイズは例年通りではないか。イセエビ漁にかけてるから、どんどん獲れてくれるといい。値段が上がって高くなってくれるといい」(和具海老網同盟会 大田浩司 会長)

 志摩市などによりますと、市内のイセエビの水揚げ量は水温の上昇などで減少傾向にあり、去年は2019年の半分ほどの約63トンでした。

 漁は来年4月末まで行われます。

 

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