藤井聡太七冠「地元での公開対局は貴重」　JTプロ公式戦準決勝を前に愛知で抱負

将棋の藤井聡太七冠が愛知県常滑市で行われる公開対局を前に愛知県の大村知事を表敬訪問しました。

　「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」はタイトル保持者と賞金ランキング上位の棋士、合わせて12人がタイトルを争います。

　持ち時間がそれぞれ10分の早指し戦で公開で行われ、藤井七冠は2日、愛知県国際展示場で去年、賞金ランキング4位となった広瀬章人九段と準決勝を戦います。

　2日の対局を前に藤井七冠は広瀬九段とともに大村知事を表敬訪問し、意気込みを語りました。

藤井七冠
「今年はセントレアに隣接するAichi Sky Expoが会場ということで、愛知県内はもちろん、県外からも多くの人に来てもらえるのではないかと期待しています。地元で公開対局の機会をいただくというのは本当に貴重なことなので、よい内容の将棋が指せるように精一杯全力を尽くしたいと思っています」

　2日の勝者は24日に東京ビッグサイトで行われる決勝で渡辺明九段と対戦します。