キャッシュレス決済での返金に注意 PayPayの決済画面を共有させてゲーム機購入か 中国籍の男を逮捕

2024年11月29日 23:15

 スマートフォンの電子決済サービス「PayPay」を悪用し、商品をだましとったとして27歳の男が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは中国籍の大学院生の27歳の男です。

 警察によりますと、男は7月、大阪市内の店舗で他人名義で登録された「PayPay」の決済画面を表示させてゲーム機4台をだましとった疑いがもたれています。

 男は「知人が許可してくれたので不正に利用したとは思っていません」などと容疑を否認しています。

 男は共犯者と共謀し、偽のインターネットサイトで商品を購入した者に対し、欠品による返金を理由に「LINE」のビデオ通話に誘導。

 ビデオ通話では、キャッシュレス決済での返金方法を指示するふりをして、正規の名義人にコード決済画面を共有させ、スクリーンショットでコピーするという方法で、他人名義の決済画面による商品の購入を繰り返していたということです。

 男は同様の手口で、3000万円以上の利益を得ていたとみられています。

 警察は、キャッシュレス決済での返金は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。

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