旧暦の桃の節句前に岐阜県東濃地方の郷土菓子「からすみ」づくり 中津川市
2025年3月15日 12:40
旧暦の桃の節句を前に、岐阜県中津川市で郷土菓子の「からすみ」づくりが行われています。
東濃地方では、ひと月遅れで祝うひな祭りで和菓子の「からすみ」を食べる習慣があります。
名前の由来は形が中国の墨(唐墨)に似ているという説や、子孫繁栄を願ってボラの卵巣から作る「からすみ」の形に似せたという説などがあるといいます。
中津川市の「おふくろ工房」では、蒸した米粉をまるめ、専用の木型に入れた後、桜の花を添える作業が行われていました。
完成したからすみは、道の駅などで販売されるということです。