本拠地初登板のルーキー吉田が開幕ローテへ猛アピール 新外国人マラーは順調【週末のドラゴンズ】
2025年3月17日 12:39
週末、ホーム・バンテリンドームで行われた西武とのオープン戦。ドラフト2位・吉田聖弥投手が開幕ローテーション入りへ猛アピールしました。
ルーキー吉田 開幕1軍入りアピール
15日の先発は、本拠地初登板のドラフト2位ルーキー、吉田聖弥投手。
その立ち上がり、ランナーを二塁に背負うと、自身の登場曲が聞こえないほど緊張していたと、制球が乱れたところを打たれ、先制を許します。
それでも2回以降は、140キロ台のストレートに、調子のいいカーブ、得意のチェンジアップなど、緩急を織り交ぜて1人のランナーも許さず。
5回2安打5奪三振1失点の好投で、目標の開幕1軍入りをアピールしました。
「点を取られた後に気持ちがハッとしたというか、すっと落ち着いた感じがあったので、2回以降は自分本来の持ち味が出せた。いいところもあったけど、悪いところを反省しながら今後やっていきたいです」(吉田聖弥投手)
石川昂弥選手
石川昂弥4試合連続打点 細川待望の初アーチ
さらに、竜の強打者たちも、魅せました。
4番・石川昂弥選手の第3打席。
4試合連続となる打点を上げ、4番の仕事を果たします。
そして、ここまで一発がなかった細川成也選手は、9試合目にして、待望のオープン戦初アーチ。
「まだまだ完璧な状態ではない」としつつも、開幕スタートダッシュへ、調子を上げています。
元ドラゴンズ投手のチェン・ウェインさん
セレモニアルピッチに元ドラゴンズ投手のチェン・ウェインさん
16日の試合前、セレモニアルピッチに登場したのは、2月、現役引退を表明した元ドラゴンズの投手、メジャーリーグでも活躍したチェン・ウェインさん。
ドラゴンズ在籍中は、2010年と11年の連続リーグ優勝を支えるなど、一時代を築いたエース左腕。
古巣のマウンドで、打者ドアラを相手に、現役時代を彷彿とさせるフォームで1球を投じました。
マラー投手
新外国人マラーは順調な仕上がり
先発は、チェンさんと同じ、左ピッチャーの新外国人、マラー投手。
1回、いきなりノーアウト二塁三塁のピンチを作ります。
メジャーリーグ時代の元同僚・ネビンにセンターにはじき返され、2点を失います。
しかし、さすがは開幕ローテーション内定の新戦力。
2回以降は、粘りのピッチングで西武打線をねじ伏せます。
来日してから最多となる6イニング96球で、5奪三振2失点。
開幕に向け、順調な調整ぶりをみせました。
(2025年3月17日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)