「ズッキュン郵便局」が名古屋で初開催 SNS時代に手書きの魅力を伝える体験型イベント
2025年3月20日 17:45
春は「出会い」と「別れ」の季節。SNSでのやりとりが当たり前になった今、大切な人へ「手書き」で伝えるメッセージの魅力を伝える体験型イベントが名古屋で始まりました。
会場はハートづくし。まさに「かわいい」があふれています!
名古屋駅からすぐの「KITTE名古屋」で始まったのは、その名も「ズッキュン郵便局」。
SNSが普及し、いつでも簡単に相手との連絡が取れるようになった今、手書きで送る「手紙」の魅力を改めて感じてもらおうと、おととしから各地で開いているこのイベント。
名古屋での開催は今回が初めてです。
中でも人気なのが、実際に体験ができるという「ズッキュン切手プリ」。
撮影したプリントシールは切手として実際に使うことができます。
さらに様々な色の封筒や便せんがあり、好きな人やモノを応援する「推し活」にうってつけのコーナーありました。

ビーズを使ったペンづくり体験もできる
ターゲットは「若い世代」
オリジナルのスタンプや香水をつけて、手紙を”デコレーション”。
会場内の「ハートのポスト」で、実際に投函することができます。
このほかにもビーズを使ったペンづくり体験など、「かわいい」を集めたラインナップ。
イベントを開いた日本郵政が定めるターゲットは、SNSでのやりとりが当たり前になっている「若い世代」です。
「若い人を中心に、手紙文化から離れている現状があると思う。イベントを通じて、思いを手紙にしたためる喜びや自ら筆を走らせる経験を通じて、郵便局をより身近に感じてもらえればありがたい」(日本郵政 JP未来戦略ラボ 中野洋平部長)

「手紙だと感情が伝えやすい」と語る来場者(小学5年生)
「手紙だと感情が伝えやすい」
会場には若い世代だけでなく、家族連れの姿も――
「きょうパパが誕生日だから、おめでとうと書きました」(小学6年生)
「『京本大我ソロコンサート当選しますように』と書いた」(小学5年生)
Q.推しですか
「はい!」(小学5年生)
「バレエの友達がコンクールに出るので、応援で書きたいです。絵文字だと感情が伝わりにくいけど、手紙だと感情が伝えやすい」(小学5年生)
期間限定のこのイベントは、23日(日)まで開かれています。