名古屋市で下水管の特別重点調査を開始 埼玉・八潮市の道路陥没事故と似た構造や地盤を優先
2025年4月14日 19:23
1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、名古屋市内で下水管の特別重点調査が始まりました。
埼玉の陥没を受け国は3月、地方自治体に下水道管の特別重点調査を実施するよう要請しました。
これを受け、名古屋市は要請の対象となる規模の下水管の調査を14日から開始しました。
このうち港区では14日、マンホールに調査員が入り、下水管の内面に破損や腐食がないかなどを確認しました。
「腐食しやすいところや管が破損しているところを見つけて、もし不具合があれば早急に直すという考えで調査していきたい」(名古屋市上下水道局 平野貴康さん)
市は、埼玉県の現場と似た構造や地盤条件などの箇所を優先的に調査し、来年2月末までの完了を目指しています。