桜の名所・山崎川の桜が倒れて自転車を直撃 女性が軽傷 名古屋市で倒木相次ぐ 老朽化と強風が原因か
2025年4月15日 21:50
大気の状態が不安定だった15日、名古屋市内では、倒木が相次ぎ、1人が軽いけがをしました。
15日午後5時半ごろ、名古屋市瑞穂区松園町で山崎川沿いに植えられている桜の木の枝が折れて路上に落下しました。
折れた枝は、50代の女性が運転する自転車の前かごを直撃し、弾みで女性が転倒しました。
女性は顔や手などに軽いけがをしました。
枝の折れた桜は、幹の太さが213cmで、折れた枝も98cmの太さだったということです。
また午後2時ごろには、中区の東別院でも街路樹が倒れているのが見つかりました。
倒れたのは高さ約8.5m、幹の太さが約35cm「ヒトツバタゴ」で、前日の市の定期点検で根元が腐っているのが見つかり、伐採予定でした。
名古屋市では、午後2時すぎに、最大瞬間風速19mを観測するなど、終日、大気の不安定な状態が続いていて、倒木について市の担当者は、「強風の影響が考えられる」と話しています。
市は今後、街路樹の緊急点検を実施するとしています。