暑さグッズ商戦がもう熱い 帽子の売り上げは去年の3割増 日傘はユニセックスタイプに注目

2025年4月21日 19:09

名古屋の最高気温は、先週末に早くも30度に迫る暑さに。デパートでは早くも暑さ対策グッズの商戦が熱を帯びています。

 21日は岐阜県下呂市金山で今年最高となる29.1度を観測。

 名古屋も27.0度と、6月上旬並みの気温に。4月に入って4日目の夏日となりました。

 この暑さでジェイアール名古屋タカシマヤでは、早くも売り場に変化が――。

Q.暑さ対策グッズ、例年との違いは?

「帽子や日傘などの暑さ対策グッズが前倒しで展開されています。帽子がこのように前面で展開されるのが今年が初めてです。帽子は年々需要が上がっていて、今年は準備量(商品)も約4割増やして展開しています」(ジェイアール名古屋タカシマヤ広報 安藤瑠輝乃さん)

 帽子は、手軽に日差し対策ができるということで、日傘よりも早い時期から買い求める人が。

 名古屋で最高気温が25度を超えた17日から売り上げが伸び始め、去年に比べ約3割増加しているといいます。

 今年のオススメという通気性の良い「麦わら帽子」。

「つば部分に日傘と同じ素材が使われていて、遮光・遮熱効果があります」(安藤さん)

 日傘でも使われる「一級遮光」の布を使用し、紫外線を防ぎます。

 

つばを広くして日焼けを防止するサンバイザーが人気

帽子は遮光効果アップ、サンバイザーはつばが広く

 またサンバイザーも見せてもらうと――。

「通常のものと比べ、つばの部分が2cm以上広くなっています」(安藤さん)

 比較すると、かなり後ろからつばが伸びています。広い範囲で日焼けを防止でき、去年から人気が高まっているといいます。

 

ユニセックスの60cmの日傘

日傘は男女問わないタイプが

 日傘は去年より3週間前倒しして展開を始めました。数年前までは「日傘は女性のもの」というイメージがありましたが…。

「男性女性問わずユニセックスでお使いいただける日傘になります。年々男性のお客様からの問い合わせが増えています」(安藤さん)

 こちらの日傘は大きさが2種類あり、60cmのものは体格の大きな男性でも日差しから守ってくれそうです。

 ここ数日の気温上昇をきっかけに、暑さ対策グッズの売り上げもぐんぐん伸びているといいます。

「これからどんどん気温が上がってくる名古屋の夏ですが、おしゃれに素敵にアイテムを見つけていただき、涼やかに過ごしてほしい」(安藤さん)

 

これまでに入っているニュース