市議会を提訴した豊橋市長、新アリーナ計画中止の姿勢崩さず 「裁判と並行して契約解除進める」

2025年4月23日 19:27

愛知県豊橋市の新アリーナ計画を巡る市長と議会の対立は、法廷へ持ち込まれることに。市長は「中止」の姿勢を崩していません。

 豊橋市の長坂尚登市長は、新アリーナ計画を中止するため、事業者に対し契約解除に向けた協議を申し入れています。

 一方、計画推進派が多数を占める市議会が「議決を経て締結した契約に関しては解除にも議決を必要とする」という改正条例案を可決したため、長坂市長は大村知事に審査を申し入れましたが、棄却されています。

 これを受け長坂市長は22日、条例案の議決取り消しを求め、市議会を相手取って名古屋地裁に提訴しました。

 長坂市長は23日の会見でこう語りました。

「(裁判では)議会が議決したものが法令に違反している、または権限を超越している点を主張していく。裁判は裁判として進めるし、同時並行して契約解除に向けた動きは進めていく」

 
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