イスラエル軍はイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との戦闘が続く北部地域に予備役を2旅団招集すると発表しました。双方のさらなる戦闘激化が懸念されます。 　イスラエル軍、北部戦線の軍事司令官は、「大規模な戦闘に備えなければならない」と述べたということです。 　ヒズボラとの戦闘を継続し、北部の住民が故郷に戻れるようにするためだとして、予備役を2旅団招集すると明らかにしました。 　イスラエル軍は、ヒズボラが拠点とするレバノンに3日連続で大規模な攻撃をしていて、レバノンの保健省によりますと、25日だけで新たに51人が死亡し、223人がけがをしたということです。 　また、IOM（国際移住機関）は、レバノンで少なくとも9万530人が新たに避難したと報告しています。