輪島市 夫婦2人で経営 二重被災の飲食店が閉店決断

2024年09月27日 07:08
 輪島市では、夫婦2人で切り盛りする飲食店が1月の地震に加えて、今回の豪雨でも被災し、閉店を決めました。 今井文子さん(61) 「今まで来てくれたお客さんに本当に申し訳なくて。こんな洪水とかにあって…」  輪島市中段町の飲食店「美乃幸」の店主・今井幹夫さん(73)と妻の文子さんは、36年間、2人で店を切り盛りしてきました。  1月の能登半島地震では自宅が半壊し、店を休業していましたが、常連客からの声を受け、6月に営業を再開した矢先に豪雨で店が浸水被害を受けました。 今井幹夫さん 「今、この状態でもう1回続きやるかと言われたらできんね」  2人は常連客に対し、閉店の報告と感謝の気持ちを伝えていくということです。

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