上野動物園のジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」が29日、中国に到着しました。成田空港では2頭を乗せた飛行機をおよそ500人のファンが見送りました。 ■ファン約500人が空港で見送り 　すっかり涼しくなったきょうこの頃。秋は別れの季節でもあります。 　午前3時半、リラックスした様子のシンシン。竹が園内最後の食事となりました。続いて、リーリーも。ちなみに、こんな時間に移動するのは交通量が少なく静かで安全な輸送ができるからだとか。 　中国に戻るのは、高齢になる前に生まれ育った環境に戻すため。いよいよ、お別れの時が来ます。 見送りに来た人 「行っちゃったね」 「ありがとうですね。たくさん思い出をもらいました。あとは元気で過ごしてほしい」 「私が生まれた時からいたので強い思いがあります。また会いに行きたいです」 ■9月でもオクトーバーフェスト 　そんな別れの寂しさを癒やしてくれるイベントも行われています。 　今回初めて、ノンアルコール飲料を中心とした店も登場した「オクトーバーフェスト」です。 中学生 「（Q.手にしているのは？）これはノンアルコール、リンゴのビールです。にが～い」 　ここでは本場ドイツのビールなど100種類以上が楽しめます。ところで、今は9月なのに何でオクトーバーフェストなのでしょうか。 横浜赤レンガ　諸岡みどりさん 「本場のオクトーバーフェストも9月中旬から始まっておりまして、私たち横浜オクトーバーフェストもそれに倣って9月から開催しています」 ■三重vs和歌山　県境で綱引き 　別れの季節を忘れる熱いイベントは他にも…。 　橋の上に集められた子どもたち。三重県と和歌山県をつなぐ橋が完成し、両県の代表が県境で綱引きをすることになりました。 　交流イベントとはいえ、プライドを懸けた一戦。勝ったのは和歌山。和歌山は大人の部でも勝ち、完全勝利です。 三重県からの参加者 「負けたけど楽しかった」 「（Q.綱引きは久しぶり？）久しぶりやね。何年ぶり？向こうの橋でやったことあるけど、その時は勝ったよ」 　実は以前にも橋が完成した際にやった、この綱引き。三重県代表はリベンジを誓っていました。