成田山新勝寺で「お焚き上げ」 今年1年のご利益に感謝

2024年12月28日 23:23
 千葉県成田市にある成田山新勝寺では、今年1年のご利益に感謝する年末恒例のお焚(た)き上げが行われました。  成田山新勝寺のお焚き上げは、不動明王の分身とされるお札などを炎の中に入れ、1年間の無病息災に感謝する儀式で、「納め不動」とも呼ばれています。  山伏姿の僧侶がおのや弓、剣などを使って儀式を行った後、お札を積み上げた炉に火が付けられました。  読経の声が響くなか、全国から集められたおよそ3万体のお札が僧侶によって次々と燃え盛る炉に投げ込まれると、炎は一段と空高く舞い上がりました。  集まった参拝客は今年1年間の無事を感謝して、炎に向かって手を合わせていました。  成田山の今年1年の行事はこれですべて終わり、あとは年越しを待つばかりとなります。

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