イタズラする時に使われるブーブークッション。実はこれ、気圧による振動で音が出るという仕組みになっているんです。
この原理を応用し、気圧で銅板を振動させ、音を出す楽器を作ってみました。まずはプロトタイプでその音色を聞いてみると・・・とても楽器とはいえないようなガスの噴射音が・・・。開始早々失敗の予感・・・!?
楽器とコントローラーをつなぐケーブルを完成させます。本番の装置は楽器のような素敵な音色を奏でられるものなのだろうか・・・?不安を抱きつつ、楽器の用意をしてある場所へと移動。
げりらっパ実験会場でお馴染みの平和公園メタセコイア広場。なんとこの場所で巨大楽器を鳴らしUFOを呼んじゃおうというのだ!!丘陵地帯にある謎の模様はまるでミステリーサークルのようにも見える。もしかしてここなら奇跡が起こるかも!?
巨大楽器のコントローラーとなるヘルメットとスーツを着用。この6つのスイッチを押すと・・・。
4tトラックの荷台いっぱいに積まれた50気圧のCO2ボンベと6音ポリフォニックオルガンから音が奏でられるのだ!!果たしてこの音色で、UFOを呼ぶことは可能なのだろうか!?
公園で遊んでいた子ども達の力を借り、全員で手をつなぎ、輪になります。その中心に六芒星のマークを用意し、全員で「ベントラー」と呪文を3回唱え、巨大楽器を鳴らします。
だがなかなか反応は見られない・・・やはりUFOは現れないのだろうか・・・。その場にいる全員が心をひとつにし、祈りを込め、空を見上げたその時!!
上空に大きな物影が!!これはもしや!?・・・と期待したが、その影の正体は残念ながら飛行機だった・・・。
何度も何度も呪文を唱えたが、この日、UFOの姿を目にすることはできなかった・・・。しかし、信じる純粋な心をいつまでも忘れないで!