僕たちが守りたい「国の宝」…。皆さんは覚えていますか?大切なこの国の大自然の中で、今、失われつつある川が存在していることを…。
あれは約2ヵ月前、岐阜経済大学の森教授のお手伝いで外来植物・オオフサモを駆除した時のこと。そのあまりの量の多さに太刀打ち出来ず、少量しか駆除出来なかったので近々またやろうと約束していたのだ。わずか2ヵ月で2倍近くに増えてしまったオオフサモ。この寒さの中で驚異の繁殖力だ。
このままでは川が外来植物に乗っ取られてしまう!!日本古来の豊かな自然を守るため、再び立ち上がれ!外来種バスターズ!!君たちの力で清流に棲む絶滅危惧種の魚を呼び戻すのだ!
前回の放送を見て我こそはと名乗り出てくれた勇者たち。地元の高校生である彼らが加わり、より強力になった外来種バスターズ!
さらに今回は!急速に成長した水草を効率よく陸に引き上げるための新兵器を開発!番組特製「水草バスター1号2号」!これを導入することによって、短時間で一気に駆除しようという作戦なのだ!
若者のパワーで水草バスターを水中に投げ込み、外来種バスターズとスタッフが力を合わせ引き上げる。しかし、狙いを定めて水草バスターを奥深く沈めるのはなかなか困難の技だ。
そこで、ボート隊出動!これで遠い所まで移動し、思い通りの位置へ水草バスターを沈めることが出来る。
作戦通り、ごそっと根こそぎオオフサモを刈ることに成功!この調子で次々に作業範囲を広げていこう!
任務は順調に進んでいるかのように見えたその時!身の軽さを生かし、水草の上を勇敢に突き進み大活躍していたニコラス・ユージにまさかの危機が!足場が悪くヘドロの中に埋もれてしまったのだ!絶体絶命のピンチ!なんとかロープにつかまり、脱出することが出来、一安心。
「川をきれいにしたい」という一心でオオフサモに立ち向かった一同。外来種バスターズの皆もスタッフも力を使い果たし、全員もうヘトヘト。日も暮れてきたので今日のところはこれにて作業終了。しかし、限られた時間の中では全体の3分の1ほど駆除出来たに過ぎなかった…。湧き水の清流を取り戻し、絶滅危惧種の「ハリヨ」が帰ってくるその日まで、外来種バスターズはこれからもチャレンジを続ける!