2008年長期実験企画「宇宙を目指せ!」第2弾!まずは先回の放送で失敗続きだったあの伝説のミニ実験に再挑戦!今回は計量スプーンを使用し、アルコールの分量をきっちり量ったうえでの挑戦。
ところが…あれ?またまた失敗の連続!?しかし、今回は成功するまで諦められない実験ディレクター。このままでは先へ進めない!
何度も実験を繰り返したその時!おっ!きたっ!エンジン音が鳴り始めた!パルスジェット始動!そのまましばらく鳴り続けた後…あっ!ビンが割れた!成功だ!
ここからが本番!第2弾となる今回は、燃料用ガスを利用して本格的にジェット推進力を発揮するパルスジェットエンジンを自分達で作ってみよう!身近にあるアルミ製空き缶とパイプで製作。
缶に切り込みを入れ、広げて穴を開ける。そこへパイプをはめこみ、接着剤で完全に隙間を埋める。接合部からガスが漏れると正常に作動しないので、1300度の高熱にも耐えられる特殊な接着剤を使用。
超耐熱接着剤が乾いたら、エンジン本体をテストベンチに組み上げる。燃料用ガスの配管も終わり、燃焼実験の準備が完了。
パルスジェットエンジンは爆発的なパワーで燃焼するので、屋外にて本実験開始。ブロワーで燃料ガスと空気をエンジン内に送り込む役を実験ディレクターが、ジェットノズルに点火する役を三村が担当。エンジン内で燃料ガスが爆発しジェットノズルから爆風が吹き出す。するとエンジン内が真空になり、インテークから再びガスと空気が吸い込まれる。エンジン内に残った炎で点火され、さらに爆発するという工程を繰り返すという仕組み。大竹は非常時に備え、消火器を常備。しかし、なかなかパルスジェット反応は見られない…。
燃料パイプの位置や長さ、噴射するガスの量などの微調整を繰り返すうちに、炎が大きく、音の反応もよくなってきた。もうあと少しのところまで来ている!?成功のきざしが見えてきた!?
隙間からガスが漏れているようなのでさやかが作った予備エンジンに交換し、ガスの噴出量をさらにアップして実験を続行。走るための動力を取り除いたラジコンカーにテストベンチごと搭載。パルスジェットエンジンの力で走らせようというのだ!
しかし、ラジコンカーは微動だにせず…。エンジン本体の熱に耐えられず空き缶に穴が開いてしまった!ということで実験終了。