2017年11月以来、2度目の京田陽太選手と伊集院所長の対談。今回は、2月の沖縄・北谷キャンプで実現した。
首脳陣が刷新された今年のドラゴンズ。京田選手自身も背番号が「1」に変更され、チームの期待を一身に背負う。そして改めてレギュラー奪取に意気込み、シーズンオフへ突入した。そんな中、野球人生で初めて、「1」が揃った元日からトレーニングをスタート。チームの顔としての自覚も芽生え、その後ろ姿には、今までの初々しさ、凛々しさに、たくましさが加わった。
また連日のように報道されるゴールデンルーキー・根尾昂選手については、同じポジションを希望する18歳と比較されることに、「正直…比べられる理由が…」と京田選手自身は対抗心を見せず。それでも「絶対にチームにとってプラスの選手、切磋琢磨していきたい」と語り、早く1軍の舞台で共に戦えることを心から待ち望んでいた。
最も盛り上がったのは、『守備』。奈良原コーチが説くポジショニングについての話だ。「(飛んできた)打球を正面で捕る」ということが味方チームの投手にいい影響を与え、相手チームの打者には、ダメージを与えることができる。この何とも野球通な話に、お互い何度も頷き合いながら、会話を楽しむ2人。通は「野球場で京田を見るべし」これは試合を生で観戦する醍醐味になるだろう。
慌ただしい日々を過ごす中、「唯一の癒し」だというのが、昨年10月に誕生した愛娘・璃子ちゃん。生後3カ月を過ぎ、刻一刻と成長していく娘の姿を見守るのが、楽しくて仕方ないと新米パパは語る。
京田選手自身もさらなる成長を遂げるため、今シーズンはグローブを小さいものに変えたり、打撃フォームに修正を加えたりなど、来月末に開幕するペナントレースへ向け、余念がない。全試合フルイニング出場、シーズン180安打、ゴールデングラブ賞獲得が今シーズンの目標!京田選手の活躍から目が離せない!!