2019年のペナントレースを終えた中日ドラゴンズ。
藤嶋健人投手に激動の1年を振り返っていただいた。
プロ2年目の去年、1軍初出場を果たすと、シーズン後半には先発ローテーションに入り3勝をマーク。その後、球速アップを目指して新たなトレーニングに取り組み、大きな手ごたえを感じるなど、プロ3年目のシーズンに向けて期待を膨らませていた藤嶋投手。
ところが、血行障害に苦しみチームを離脱。2度の手術を受けて、野球ができない日々が続いた。
そんな時、藤嶋投手の支えとなったのがドラゴンズのスタッフ・チームメイトや親友たち、そして家族の存在だった。
藤嶋「やっぱり家族が一番ですね。入院している時はほぼ毎日、両親がお見舞いに来てくれた」
リハビリに専念し、驚異の回復力で7月に1軍復帰。リリーフを任されると、そこからは21試合連続無失点と大活躍。平均球速・マックススピードも上がるなど、作年オフに取り組んだトレーニングが功を奏していた。
その一方で見えてきた課題は「大事な場面でボール球を投げる勇気」
このオフもトレーニングに専念し、球速・投球術を磨くことを誓った藤嶋投手。
来シーズンのさらなる活躍に期待です。
