放送内容

2010年09月18日(土)放送

中日ドラゴンズ 堂上直倫 「プロ4年目 成長続ける21歳」

カテゴリー:野球

4年ぶりのリーグ制覇へ突き進むドラゴンズ。
6月下旬に最大「8」あったゲーム差をひっくり返し、目下首位!
熾烈なペナント争いを繰り広げている。

そんな戦いの中で奮闘を続ける堂上直倫。

今シーズンここまで73試合連続でスタメン出場。(9月17日現在)      
慣れないセカンドのポジションながら、失策ゼロ。抜群の安定感を誇っている。
打撃でも月を追うごとに日々成長。チームに勝利を呼び込んできた。

「バッティングも良くなっていると自分でも思うし。守備もしっかりやれているので。想像以上に充実してしっかりやれていると思います。」

今年2月の沖縄キャンプ。堂上はプロ4年目にして初めて一軍スタートを切った。勝負の年と位置づけ、野球に全てを捧げる。また落合監督から直接指導を受けるなど、大きな期待を背負っていた。

「人生かけているので、今年やらなきゃいけないという気持ちもあるので。」

そしてシーズン中盤の6月、堂上にチャンスが訪れた。セカンドを守っていた井端の戦線離脱により、一軍昇格。さらにいきなりプロ初スタメンの大抜擢。

「井端さんが故障されてセカンドがいないという状況になった時に、自分はサードやっていた。調子も良かったんですけど、セカンド行けって言われた時は、上に上がるチャンスだと思ってやっていました。」

プロ4年目にして初めて掴んだチャンス。堂上は徐々にその存在感を示していく。

6月18日の巨人戦では待望のプロ初ヒット。さらに6月27日の広島戦では初ホームランを放つ。試合に出ることで一軍のレベルを肌で感じ、少しずつ成長し結果を出していく。7月10日には、プロ入り後初めてお立ち台に上がった。

ペナントレースは終盤に入り、三つ巴の熾烈な争いで緊迫した試合が続く。
しかし、堂上は…

「とにかく試合になったら、思い切ってやるだけと思っているので。あんまりプレッシャーとかは気にせずにやっています。」

今月3日から行われた2位ジャイアンツとの最後の3連戦。
第1戦を取ったドラゴンズは勢いそのままにジャイアンツに襲いかかる。堂上直倫も貴重なタイムリーを放つなど、勝利に大きく貢献!3連勝で、タイガースに0.5ゲーム差と肉薄した。

そして7日から行われた首位タイガースとの天王山。1勝1敗で迎えた第3戦。
ドラゴンズは同点に追いつかれた直後、堂上直倫!ツーベースでチャンスをつくると、このあと勝ち越しのホームイン!得点に繋がるプレーをみせた。堂上は今やチームに欠かせない存在となっている。

「1試合も負けられない試合がこれから続くので、とにかく自分が出来ることを精一杯やるだけだと思います。優勝したいですね。自分が納得する結果も出して、やっていきたいです。」